このあいだからやけに『けいおん!』づいていますが、まあ、こういうのは一過性の現象、ある程度落ち着くまでのお祭りのようなものですから、ご容赦いただきたく存じます。さて、おとついCagayake!GIRLSのCDを買ったといっていましたが、そうなると当然Don’t say “lazy”も買っているわけです。いや、当然かどうかはわからないんだけど、自分の中では、この二枚は一蓮托生って感じなので、どちらか一方だけっていう選択はなかったんですね。買ったのはこれまた当然限定版で、いや、これもお祭りといいますか、せっかくだから私はこの限定版を選ぶよ、その時その時の状況に乗っかって、今まさに参加しているという雰囲気を味わいたかったんです。この時代に生きてるって実感が欲しかったんですね。
いやに大げさなこといってますが、わりと本気でいってます。限定版CD買うだけで生きている気分になれるだなんて、その時代との一体感が得られるだなんて、なんてイージーで安っぽい人生を生きてるんだっていわれたら、実際まさしくそのとおりでして、けれど踊る阿呆に見る阿呆ですよ。久しぶりに見たいと思ったアニメです、思い切って飛び込んでよかったと思っています。
さて、限定版は着せ替えジャケット仕様。全員がそろったジャケットがあって、そして各キャラクターごとのジャケットがあって、それを組み替えることで、自分の好きなキャラクターのソロジャケットにできるというんですね。絵柄は、全員集合ジャケットからキャラクターを切り出したもの、レイヤーをばらした感じといったらわかりやすいかも知れません。で、こんなこといっちゃあなんだけど、私はちょっとがっかりして、だって独立したイラストだと思っていたもんですから。ものすごく合理的な手法が使われてるのには残念と思わないではいられませんでした。けど、なんのかんのいってもこれはシングルだもんなあ、そんなに手をかけてらんないよなあ、といった具合に納得するのでした。
そして私の選んだジャケットはなにかといいますと、店頭に並んでいる全員集合ジャケット、そのままです。つまんない男だなあ。自分でもそう思います。けれど、常に無難な選択をしようとするのが私という人間です。そして無難といえば、カンカン踊ってみせてる限定版よりも通常版の方がエンディングの雰囲気をよく反映していて、そっちの方が好きかもなあ。今さらそんなこという? うん、いう。だから、ちょっと欲しかったりしてね、ってもうどうしようもないなあ。悪いことに、JB62を買う甲斐性はないけれど、シングル二枚追加で買うくらいの余裕ならあるんですよね。なんで二枚? って、そうなりゃ当然オープニングも買うからで、でもそれをどうするかは今後を見てから決めたいと思っています。別に急いで買うようなものでもありませんし。
さて、Don’t say “lazy”を歌っているのは、秋山澪役の日笠陽子。Cagayake!GIRLSは平沢唯役の豊崎愛生が歌っていて、私、最初に聞いたときは、歌役と声役でふたりずついると思っていたから、驚きました、最近の声優は歌もうまいんですね。もちろん以前から歌のうまい人はいて、私なんかは林原めぐみがブームの頃の人間だから、彼女に続いていろんな人がCD出したりしたのを見て聞いて知ってはいるんですが、それでも驚いた。オープニングもエンディングも、要求されるものにちゃんと応えてる。Cagayake!GIRLSはすごくポップで元気はつらつだし、Don’t say “lazy”はあのナーバスな歌い方、どちらもすごく様になってる。こいつはいいなあ、そう思って連日聞いて、まだ飽きません。
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