ゲーム検定ってのがあるんだそうですね。お友達に教えてもらいました。私、実はこういうの結構嫌いじゃなくってですね、特に設問を答えさせる類いのもの、こういうのを見せられるとがぜんやる気が出てくる、そういうタイプなのです。だからまずはやってみて、問題は全部で百問。懐かしのファミリーコンピュータからNintendo DS、PSPまでの実に幅広い出題範囲。わ、わかんないよ……。特に、私はスーパーファミコンからPlayStation初期中期くらいにかけてが苦手で、というのも、その頃、ゲームやってないんですよね。ハードを買わなかった。私はファミコンからPlayStation SCPH-7000までジャンプしたのです。だから、その間はまさしく空白期間であって、おのずと検定は私にとって非常に過酷なものとなったのです。
ちなみに結果はこんな感じ。
+++ ゲーム検定 成績発表 +++
あなたの総合得点は65点 全国平均 56点
全国順位(11月21日 21時現在)
3803位(20333人中)
--ジャンル別得点表------------
0_________50__________100%
ハードウェア ■■■■■■■■■■■■■■■■
ゲームシステム&テクニック■■■■■■■■■■■■
キャラクター ■■■■■■■■■■
ビジネス ■■■■■■■■■■■■■
雑学 ■■■■■■■■■■■■
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--講評---------------------
あなたは「ゲーム大臣」
これだけの知識があれば、たいていのゲーム好きの人間とは楽しく会話ができるはず。しかし、この先、もっと深く広い知識を得ることで、世界はさらに広がるだろう。
貴方がもっとも詳しいゲームのジャンル:
ハードウェア
貴方がもっとも詳しいゲームの年代:
90年代後半から現在にかけての熟成期
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エンタ検定実施中!
http://ent.nikkeibp.co.jp/ent/game/
でも、これでもまだ平均を上回っているようで、驚きました。しかし、得意なジャンル、ハードウェアってのもなんか変な感じだなあって思うんですが、けどハードウェアが得意というのは裏返せばゲームそのものに関しては無知ということでありますから、私のゲーム離れしていた時期というのは、思いのほかに豊かであったようですよ。
さて、『アーケードゲーマーふぶき』。私がこの漫画の存在を知ったのは、ファミ通のCDロム付き本に連載されていたから。つまりCDロム付きのファミ通を買っていたわけで、それはなんでかというと、『カルドセプト』の追加マップが収録されていたからでありまして、こうして思いがけぬ出会いをしたというわけです。
この漫画読んだとき、プレステ誌だというのにアーケードゲーマーってのもなんか変だなあと思ったのですが(もちろん本編ではプレステでも遊んでます)、なんか昔懐かしいものを感じさせましてね、それはこの漫画が『ゲームセンターあらし』へのオマージュであり、また私が子供の頃に読んだ『ファミコンロッキー』だとか『ファミコンコンボイ』だとか、そういうのを彷彿とさせたからだと思うのです。
『ファミコンロッキー』は『コロコロ』連載で、『ファミコンコンボイ』は『ボンボン』連載でしたっけ(しかし、『ロッキー』、復刊されてたんだ。今となってはちょっと読みたい)。とにかく、ファミコンでもって対決するというその発想は『高橋名人vs毛利名人』のそれですが、しかし、なんか必殺技合戦したりドットチェンジしたりと、まさしく子供だましだったなあ。
『アーケードゲーマーふぶき』もまさしくそういう子供だましだったような必殺の要素を(もちろん意識的に)盛り込んでみて、しかもある程度の年齢層を想定してちょいエロまじりでね、けどそうしたなんだか昔を懐かしませるような要素をサービスするというのは、ゲームに関する時間がそれだけ積み重ねられたということの証拠で、その時間に自分も多少なりとも関わっていたんだろうなと、そんな風に思うとなんか感慨深いものがあります。
- 吉崎観音『アーケードゲーマーふぶき』東京:アスキー,2000年。
- 吉崎観音『アーケードゲーマーふぶき』東京:エンターブレイン,2000年。
- 吉崎観音『アーケードゲーマーふぶきORIGINAL』(ブロスコミックス) 東京:エンターブレイン,2002年。
- 斎藤ゆうすけ『アーケードゲーマーふぶき — #恋愛STAGE』(ファミ通文庫) 東京:エンターブレイン,2002年。
- 『アーケードゲーマーふぶき アニメ&コミック コンプリートファンブック LOVE GAME』東京:エンターブレイン,2003年。
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