『まんがタイム』2013年12月号、昨日の続きです。
『もいんの高校野球日誌』は、山口くん、彼がすべてでしたよ。誰よりも熱心なのに、身体能力も高いのに、メンタル面が残念っていうのね。ああ、お腹壊しちゃうタイプなんだ。そんな彼の戦い、導入と、すぐさまの決着。あれはもう、大変に惨い! ああー、死球で社会的に死んだ! いやほんと、読んでて胸に迫るものがありました。そして「許されざる者」。ああ、もいんさん、愛されてます。愛されてますよ。
『フリーランスなあさみさん』、素晴しいな。この扉。冒頭の一本。凛々しいあさみさんといつものあさみさん。どっちも可愛い、どっちも素敵。ええ、実にいいですよ。喫茶店でエンジンかかって、紙ナプキンにいっぱい描いちゃうとか、こういうのいい感じ。あさみさんの人柄が伝わる、それになにより楽しそう。ええ、チャーミングな人だと思いますよ。自宅でのいろいろも、見ていてすごく楽しそう。悠々自適? いや、そんなに楽じゃあないでしょうね。けど、自分のペースで暮らしてる、そんな風に見えるところが実にいい。ええ、こういう人に、こういう暮らしに憧れますよ。
『通りぬけできます。』、イオリさんが御不満ですよ。木造が自分の女の子扱いしてくれない、っていう、その時の格好がダルな感じで、これはこれで魅力的。うん、充分可愛いと思う。けど、すまない、スミちゃんの方が可愛いと思う。すまぬ。すまぬ。しかし、木造がいうふたりの第一印象、突然出会った美少女と、調子のって壁こわしたバカ。あー、確かにそんな感じでした。しかしほんと、イオリん、どこまで本気なのかわからないけど、あの自然体っていって伸びをする、そうしたところやっぱり魅力的な女の子だと思いますよ。ええ、魅力的です。
『スクール・ビート』、レアなレコードって20万とかするんだ。おそろしい世界だな。そんなわけで金がない連歌屋先生。どうしようもない人だなあ、そうは思うんですが、営業時間終了だっていうのとかね、こういうノリは好きですよ。教師ってのは、ちょっとくらい力が抜けてる方がいいと思う。そんな自分には、連歌屋先生みたいな人の方がよさそうって見えるんですね。そして放送部の面々。コスプレしてダンスして動画サイトに投稿しようとかいってるの、すぐに対応していく天音ちゃんがいい感じです。あのダンス、一緒に動画サイトに出る? とか思ったら、さすがにそこまではないんですね。しかし、しっかり学校に定着して、しっかり自分の色をだしていってる、意見もしっかり通す。いい感じに育ってらっしゃいます。
- 『まんがタイム』第33巻第12号(2013年12月号)
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