2013年6月30日日曜日

『まんがタイムオリジナル』2013年8月号

『まんがタイムオリジナル』2013年8月号、先日の続きです。

『かでん屋さんの基礎知識』。前回のコンシェルジュ、そいつがいよいよ活躍するのかと思ったら、そうじゃなくってびっくり。今回は冷房事情でありますよ。暑いと思ったら、展示品、ひとつしかついてない。だからタコ足で複数台一気に稼動させてみたら、見事にブレーカーが落ちたっていうんですね。いや、エアコンの電源って分配して大丈夫なのか? いや、大丈夫じゃないからブレーカーが落ちたわけか。暑さのせいで、いつもよりポンコツになっていたりするんでしょうか。園宮、いろいろやるけどどれもいまいち有効じゃない感じ。裏目? 微妙にはずして、妙におかしいんですよね。空調服、これは園宮オリジナル? 有線だから行動範囲に限界があったりと微妙。羽根のない扇風機に頭突っ込んでみたりとか、とことんポンコツで、けどそうしたところがおかしくてよかったです。

『ヒミツの家光』、いよいよ修羅場ですよ。おキヌの働く汁粉屋にいくと、なんだか妙に騒がしい。いったいなにが? 家光の正室、鷹司孝子が汁粉屋にて騒動巻き起こした、まさにその現場にやってきてしまったというんですね。家光からしたら知らない女。けれど妻だという。事情知らない人間からしたら、妻もいるのにおキヌをたぶらかした悪いやつ、あるいはおキヌを口説きながら別の女との結婚を進めていた、どちらにしてもろくでなしってな風ですよね。それと女嫌いだった家光、その性格はいまだに変わってないんですね。忘れてましたよ。ただ男色家で十兵衛を掘ってただけかと思ってました。ともあれ、ちょっとシリアスに踏み込んだ展開。いったい家光の恋はどうなるのか。おキヌ側室に迎えました、じゃすまないだろう。どういう風に持っていくものか、これは楽しみです。

『鈴木くんさん』、面白いです。アホな方の鈴木といわれて、男鈴木をつつく女鈴木。ああ、女鈴木がアホな方の鈴木だっていうのですね。男鈴木は入試1位なのか。塾やら習い事やら沢山やらされてきたという。習い事に関しては女鈴木も同様のようで、方向性こそは違うものの、ピアノ、茶道、お琴、ってやるじゃん。お茶は検定を持ってるとのこと。それが今回の騒動の種になるですね。面白かった、検定を持ってる鈴木リンに用という人がくる。検定、ああ茶道のことか、そう思ったら珠算の検定だった。女鈴木、できないのにわからないのに珠算部にていろいろ聞かれてやらされそうになって、最初は調子よくやってたのに、しまいには泣き言。いいですよ、面白い。状況説明して、わかってもらって、それで珠算検定持ちの男鈴木はといったら、女鈴木と間違われて茶道部にいるっていうんですね。ややこしい、それで混乱、そうした状況を作るために、いろいろ条件工夫して、それで男鈴木の茶道部志願に決着させるとか、ほんと面白かった。ほんと、魅力的ですよ。

  • 『まんがタイムオリジナル』第32巻第8号(2013年8月号)

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