2013年6月18日火曜日

『まんがタイムファミリー』2013年8月号

『まんがタイムファミリー』2013年8月号、昨日の続きです。

『宅飲み残念乙女ズ』、いい感じにパターンができてきてますね。今回はゆみみメイン。10時ごろに、男なんてシャボン玉、合コンから撤退して宅飲みに合流するところまでがいつもどおりなんですか。しかし、ゆみみという人、もうほんと面白いな。合コンハウトゥで予習しまくってからの参加。けどどれもやりすぎというか、偏執狂的というか、もうとにかく裏目裏目っていうんですね。あのクルトンの数まで平等にとか、途中までよかったのに! バカそうな男だったら釣れたろうのに! いやもう、下ネタに積極的に飛び込んでみたり、上目使いがものすごかったりと、いやもういかしました。で、今回の料理ですが、へー、ライスペーパーでフォーっぽい料理が作れるんだ。面白そう。いっぺん試してみたい。駄目駄目女子会のナンセンスと、ちょっと気のきいたレシピ。なんだかお得感の高い漫画であります。

『純情小町』、素晴しいな。ゆっきーがお花の準備。お茶席に季節感を、ということで季節の花を生けてるんですね。部活動としては、明後日のボランティア茶室に向けての練習。高い抹茶使いたい放題だから参加するっていうんですが、けど目的思惑はどうあれ、お茶席開いてお点前してという、そういうのとてもいい。人前が苦手というゆっきーをらしくないとはげましてみたり、それからみんなで着物。切り柄杓を決めてみたいという都、あの絵はたしかにかっこいい! ほんと、お茶のこと描いて、可愛く、面白い。華やかさもあって、ほんと、見事です。

『地味なコ、派手なコ』、面白いですよ。なんでまだゲストのままなんだ。西條サンが熱中症で倒れて、保健室に運び込まれるっていうんですが、西條サン担いだ千草も一緒に目をまわすとか、ほんと、千草の一生懸命さ、それが見えてよいなあ。グルグルの目も最高です。今回は西條サンの片思いしてる男の子、彼の言葉がよかったなと。千草のような地味なコが好き、そういっていた彼が西條サンに、元気な方が西條サンらしくていい、そういったんですね。彼の言葉があったため、地味になろうと地味活はじめた西條サン。けれど、西條サンの魅力ってなんなのだろう。西條サンらしいということ、それが彼女の魅力が一番発揮されている時なのじゃないか。地味になるべきか、あるいは自分らしさをつらぬくべきか。どうしたらよいのか、迷う西條サンがとてもよかったと思ったのですよ。この漫画は、派手がいい、地味だと駄目、そうした単純な線の引き方をしない。その人がその人らしくあろうとしている、そこに発する魅力、それをよく描いて、とてもよい。元気で明るい西條サン、地味かも知れないけど友達思いで細やかにいろいろよく気付く千草、ふたりともがそれぞれの魅力を持って、ともによい友人であろうとしている。そうしたところが眩しくてしかたないんですね。

『かしこかしこみ』、もう最高です。彼氏のフリをして欲しいと頼まれてムクがデートに出向くんですね。そしたら、ダブルデートの相手、一緒にきたのが山椒だった。うん、いい感じで似合いのふたりです。エリナとユカ。仲良い友達。ムク、山椒と一緒にデートして、見事に発揮される山椒の女子力ならぬお母さん力。もう本当、山椒、最高ですよ。ユカも山椒のこと好きみたいですね。ええ、可愛いですもんね、山椒。で、男ども、狛犬の桜とデートしたい。そう思って祈願したら山椒が女装してやってくる。最高だな。女子に人気なのは橘。皆から愛されてる神社の動物たち、ほんと皆可愛くて素晴しい。そして最後に奏衣さま、ムクと山椒にデートに誘われて、楽しそう。奏衣さまの愛されぶりも実によい。ほんと、ほのぼので楽しくて、面白い。大好きです。

  • 『まんがタイムファミリー』第31巻第8号(2013年8月号)

0 件のコメント: