2013年6月21日金曜日

さよなら 海腹川背

 『海腹川背』の新作が出たっていうんですね。通販で買ったけど届かないよ、他のみんながもう遊んでるのが悔しいよ、そういう声が巷にこだましていたのを聞いて、ちょっと欲しくなった。ええ、『海腹川背』、名作と聞いています。ジャンルはラバーリングアクション、らしい。ルアーでロープを打ち出し、そいつを頼りにアスレチックフィールドをクリアしていく、そういう類のゲームなんですが、タイムアタックが熱いらしいですね。標準のルートを辿るだけじゃなく、ショートカットを探索し、それこそ数秒でクリアしたりも可能という、そういうやりこみ、チャレンジが面白い、そういう話を聞いてて、ずっと興味があったんです。なので、これを機会と思って、近所のゲーム店、ひょいっと寄ってひょいっと買ってまいりました。

タイトルこそはさよならだけど、私にとってははじめての『海腹川背』です。なんとなく、めちゃくちゃ難しいアクションゲーム、そういう印象を持っていたのですが、プレイしてみれば、おやおや、どうにもならないみたいな難しさ、いわゆる無理ゲー的なめちゃくちゃな難易度はないのかな? みたいな感触ですね。とはいえ、クリアしたのはおそらく最も低難度のルート。エンディングまでは進んでみたんですが、このルートの途中、どう考えてもあのリュック取れそうにないみたいなのをいくつか目にしているので、まだ知らぬテクニックやルート、山程ありそうで怖れています。

しかし、ラバーリングアクション、リール操作は奥が深いですね。ひゅーっと伸ばして、飛び降りて、その途中リールを手繰ることで振り子を大きく振るとか、理屈はわかった、けどやってみてもうまくいかないよ! そんな感じ。ジャンプのタイミングも結構シビアで、あれー、これで届かないのか! 結構な厳しさ、難しさがあります。とはいっても、無理ゲーじゃない、いうならば昔ながらのアクションゲームといった具合で、ほら、ブロックから半キャラ分出たところでジャンプとか、昔のゲームだったら当たり前だったじゃないですか。そうしたシビアなジャンプタイミングやルアー操作を要求される、それだけにやりこみがいがある、ゆえに面白い。そういった感触があったんですね。

さて、3DS版『海腹川背』はネット対応。タイムアタックのランキングに参加できるよ! なんていうんですが、いや、私はもうとっくに諦めています。買う前から諦めてるくらいの勢い。だってさ、今の時点でランキングの上位が3秒とか4秒とか、ええーっ、なにそれ、どうやったらそれが可能になるの!? 信じられないタイムが出ていて、もうめげそう。そのリプレイをネットからダウンロードできるとか、そういうのがあったらよかったのになあ。いやね、だってさ、想像もつかんもの。自力でルートを探索する面白さもあるとはいえ、3秒とか、想像の領域超えてますから。せめて参考にしたいなあ、みたいなこと思うんですね。動画サイトに投稿する人もいるでしょうけど、そういったのではなく、オフィシャル対応して欲しかったなって思ったんです。

ああ、そうそう、操作系のこと。最初は標準のものを使ってたんですが、これだとリール操作がYかRなんですね。Yでやってたら、ジャンプした時に一緒にボタンを離してしまって落下という事故がやたら多かったので、途中でRを使うようにしたんです。それでとりあえずエンディングまで辿り着いて、けどセッティングを見たらクラシックというの、LとRで斜め上にルアーを打ち出せるというじゃありませんか。なんてこった。立ち止まった状態から斜め上に確実に打ち出すの、結構意識してやらないといけないのが、ボタン一発で楽々か!? というわけで、クラシックにするべきかどうか、大変に迷っておるところです。とりあえずクラシックにしてみたんだけど、充電残量がレッドゾーンに入ったので、試すのは充電後になりますよ。

もしお薦めセッティングとかあったら、教えてください。

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