2011年3月3日木曜日

『まんがホーム』2011年4月号

『まんがホーム』2011年4月号、昨日の続きです。

『ミライカナイ』は花見であるのですが、おおう、なんと、フェイたちの未来っていうの、どうもバラ色の未来! ってわけではないみたいですね。以前、除夜の鐘の風習がなくなってるという話もありましたけど、桜もそうなのか。除夜の鐘は文化がすたれたわけですけれど、桜に関しては自然破壊? それとも種の限界? 貴重になってしまったために桜は管理されて、近付くこともできないっていうんですね。こういうことが積み重ねられることで、なんでフェイが過去の時代、つまり現代にやってきたか、なんだかわかるように思うんですね。しかし、今回、フェイもムーも楽しそうで、そしてヒロシの気持ち、あ、やっぱりそういう方向でいきますよね。ええ、なんだかちょっとわくわくさせられました。しかし、フェイを気づかうムー、なんかよかったな。ええ、なんともいえず好きな漫画です。

うちの夫婦な生活、特別企画であります。おーはしるい、むんこ、宮原るり、芳原のぞみ、小石川ふに、5名の夫婦な生活が描かれて、いや面白かった、芳原のぞみ。結婚式用に漫画の小冊子作ったっていうの、集中が続かない新婦と、延々作業可能な新郎。これ、新郎は新郎で可動限界を超えて作業してぶっこわれるタイプじゃないのんか? で、私はそんなタイプなんですよね。いや、ほんと、面白い。そして、小石川ふに、夫の人も漫画家でいらっしゃるとか。この、好きなアイドルの歌を聴かせるっていうの、好きなものを妻にも好きでいて欲しいんでしょうね。なんだか気持ちわかります。愛されてんだなあって思って、これもまた面白かったです。

『おきばりやす』、まめ富ちゃんも晴子さんもおねえさんになって、けどそんなには変わってなくてちょっと安心です。でもね、舞妓になると入門した時の様子とか、そういうの描かれてみれば、たしかにお姉さんになっていってるんだな、そんな風に思えてきまして、それからおしぼりのうんぬんのところとか、余裕が見える? 食器重ねるお客をとめるふたりなんかもね、しっかりしてる。ええ、まだまだ発展途上だけれど、少しずつでも前へ進んでる、そんな様子が見えるのがいいですよ。でだ、晴子さん、普段の格好も、それからパフェにおののいてるところも、えらいこと可愛くて、いいですね。ええ、すごくいい。私、この人が好きなんですよ。しっかりもん。ちょっと冷たく見えるけど、そんなことないっていうのね、ほんと、いいと思います。

で、あのエビフライパフェ、からあげパフェですけど、うへー、この店は知ってるし、何度も前通ってるけど、そんなメニュー出してたんだ。知りませんでした。驚きです。

『あゆみさんは心配性』、なかなかにいいですよ。心配性というか、弟をかまいたくて仕方ないって感じのお姉さん。弟は一人前あつかいされないわけだから、さぞや面白くないでしょうけど、それでもうまいこと共存してるのがいいなって思うんですね。しかし、「忘れ物」、あれは面白かったです。

  • 『まんがホーム』第25巻第4号(2011年4月号)

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