『まんがタイムスペシャル』2011年5月号、いつだったかの続きです。
『放課後のピアニスト』、扉のレミさん、可愛いなあ。iPodと思しきミュージックプレイヤーを手に、音楽聴いてる姿。ちょっとポップな風もあって、すごく魅力的。といったわけで、本編は録音であります。今から録音しまーす、といって、2曲でリタイアする。どんだけ弱いんだあんた! といいたいが、私は今日8小節で挫折したので、レミさんのこと、偉そうにいうことはできません。いや、ものすごいいきおいでバテたんですよ。ピアノじゃないんですけどさ、ほんと、録音は体力使います。
そんなわけで、演奏家には体力大事。実際、走ったり泳いだりしてる人、意外とあるんですよね。けど、ほんと、レミさんもちょっとずつでも体力つけた方がいいと思う。若いうちなら、なんとでもなるよ。年とってからでもどうにでもなるらしいけど。そしてジョギングアレンジの別れの曲。こういうの、いいですね。ちょっと工夫して弾いて、喜ばれる。それで成績が出るってのが、なおよかったと思うのです。ところでさ、ララ先輩。この人、プロデューサー志望だったのか。けど、売り込んでくれる人がいるってのはすごくいいことだと思うんですよ。ほんと、ララ先輩みたいにいってくれる人は大切です。
『早乙女寮別館ものがたり』は、前回までの盛り上がり、それがちょこっと落ち着いて、またいつものといっていいのかな、日常の暮らしみたいな話に戻ってきましたね。七恵さんの恋。いつも見かける素敵な人。憧れてしまうというの、ああ、やっぱりそういうことってあるんですね。いつも見掛けるあの人と、願わくば出会って話したい、そう思うこともあるけれど、そうした望みははたされることはまずなくて、だからやっぱり内に秘めるしかないのですね。遠くから眺めている、それだけで仕合せ、そうした気持ち、よくわかります。日常の生活に少しの潤いを加えようとして前向き。そんな七恵さんが可愛いです。
『69億のクリスマス』。隔月ストーリーだそうですよ。これは毎回、クリスマスにまつわるエピソードをやるのかな。今回は、ビジネスセミナー、コンサルタントなのかな? 藤川なる男性がメインです。サンタクロースのゆるさに困ってるトナカイがセミナーに参加。それが縁でサンタに会いにいくことになるというのですが、サンタに会えるといって喜び、子供のころの思い出、そしてサンタクロースからミルクを贈られる。子供のころ、サンタクロースに見守られていたんだという、そうした気持ちの溢れるところ、素朴なんだけれど、なんだか暖かみのある、そんな話、なかなかによかったです。そして最後のピンどめされた写真に写る仕合せそうな家族。これがほんとうによかった。ええ、みんな白いひげができてる。そうしたところ、ほんとうによかったです。
『ミニパトっ!』、特別編だそうです。お花見の話、というか、水原さんたちは花見といっても仕事でありますか。花見の公園で出会った草太とのやりとり。水原さんはいつもどおりといいますか、あんまりロマンティックではなくてですね、けど後から気付く。遅れてやってくる照れといいますか、そうしたところが可愛い人です。短かい、ちょっとだけの話でしたけど、これまでにはなかなか描かれなかったことが描かれて、実によかったです。
- 『まんがタイムスペシャル』第20巻第5号(2011年5月号)
0 件のコメント:
コメントを投稿