『まんがタイムLovely』2011年4月号、発売されています。表紙はHERO『はじめのちひろ』ですね。ジャンプしているはじめ、ほがらかな感じがあるのいいですね。あの抹茶色というのか、深い緑のジャケット? いや、カーディガンなのかな? あれはすごく好みです。で、WebStarっていうの、なんだかすごく飛ばしてますよね。実はこの響き、ちょっと恥ずかしかったりします。ウェブスター! 辞典みたい!
『恋とはどんなものかしら』、28歳鈴木撫子がヒロイン。化学教師、失恋して、それ以来恋愛に対してネガティブになっているみたいなのですが、男子生徒に告白されて、アタックされて、しかしこれで即ロマンティックってわけじゃないのはいいですね。ヒロイン曰く、面倒くさい。好意向けられ、どんどん踏み込まれることもそうなら、それにともない敵意向けてくる女生徒なんかもいたりして、いや、本当に面倒くさそう。でも、恋愛っていうのはそういうことなのかもな、とも思わせられて、気持ちを向け、向けられる、そうしたことは面倒くさい。その面倒くささを受け入れてでも踏み出したい、それが恋愛なんだろう。でも、撫子にはそれだけの気力がなく、そうした彼女がこれからどうなるのか、それがテーマであるのでしょう。
『みん☆うた』、ヒロインの詠幸の昔の話、ちょっと問題児だったっていうの、なるほどそんな経緯があって合唱にいきついたのか。で、現在に戻るとえらいこと怒られてるっていうんですね。なるほど、前回の夜間にまで居残っていたの、ばれて怒られてるんだ。まあ、そうだろうなあ。で、あの時に会った人、やっぱり本当に幽霊だったんですね。けど、なんだか詠幸はわかりあった模様。なので、幽霊それから詠幸の側はこれで問題なく活動していくことになりそうですね。そうなると、あの過剰に合唱部に否定的な大隈先生。この人がちょっとした障壁になりそうで、さらにいえばなぜこんなに否定的なのか、その理由が気になりますね。
『君と朝まで』、漫画家ものですね。女性の漫画家、恋愛もの描いてるのに、アシスタントが女性ばかり、担当編集者も女性、出会いがない……。と、そんな時にできるアシスタントがやってきた。男性、なんかかっこいい。すごく気遣いができる。その上、腕がいい。てな感じで、ちょっと好きになっちゃって、それで今後、ドキドキ、ふたりはどうなるの? そんな風になるんでしょうか。いや、なんかならん気がします。しかし、この人の絵、あんまり美人美人には描かない、それこそシンプルなものなのに、すごく可愛くっていいですね。夢見てる感じもよく出ていると思います。
- 『まんがタイムLovely』第18巻第3号(2011年4月号)
0 件のコメント:
コメントを投稿