2010年1月4日月曜日

『まんがタイムジャンボ』2010年2月号

新年明けて、今日から仕事もはじまりました。ああ、今年の年始は夢がないよ……。さて、本日1月4日は『まんがタイムジャンボ』2010年2月号の発売日でありました。表紙には『じょしもん』のヒロインが大きく、ええと猫ぱんちならぬ寅ぱんち。他には寅コスチュームの『でり研』、『あまぞねす?』ヒロインがあって、そして寅柄マフラーの『おねがい朝倉さん』、『ちょー!えど幕末伝』。元気なあの娘をつかまえタイ♥ガーだそうですが、元気のない私には元気な獲物はようつかまえられません。

『レーカン!』、ゲストです。霊感のある女の子と、幽霊が怖い女の子のふたりヒロインっていっていいのかな。わりと嫌いじゃないです。幽霊がおどろおどろしく描かれることもなく、親切な隣人といった雰囲気をただよわせている、そういうところは結構好みです。次回から連載です。

『でり研』、連載開始です。「おいしい」を楽しむサークル「でりしゃす研究会」に、なんの因果か引き込まれてしまった大仏くん。なんかぱっとしない主人公だなって思ったけれど、きっとそれはそうであることを期待されているのですね。ぱっとしない、地味、素朴男子が、意外とやるじゃん、って感じに活躍? する。そんな漫画みたいです。でも、入部を無理強いするかと思えばそうでなく、けれどそうなると入部したくなっちゃうってことみたいですね。みんなで食事は楽しいよ、そうした雰囲気、いいと思います。とりあえず名前が知りたい。今わかってるのって、大仏くん田中健一、あと海原先輩、だけ? いや、もうひとりわかってたはず。名前とそれから人となりが紹介されるの、楽しみです。

『みちるダイナマイト!』。思い付いたフレーズは、メモするんじゃなくて録音するんだっ! ICレコーダー持ち運ぶ人や、人によっては留守電活用したりして、けど後から聴いたらあれ? ってなるよね。先生の部屋に、エリカから貰ったCDが飾ってあって、そういうのが見えるの、いいですね。

『ハコベエ』、喫茶店もの、ゲストです。引っ越してきた海辺の街で迷子になって、そしてたどりついた喫茶店で働くことになりました。喫茶店は母娘経営で、まず娘がヒロインかんなに一目惚れ、次いで母が合格を出してという、ちょっと少女誌に載ってそうな雰囲気を持った漫画です。少女誌っぽいといえば、ちょっと不細工なカモメ、ハコベエがマスコットをやっている。かんなをライバル視したりする、ちょっとひねた、けどなんだか可愛いやつだと思います。

『あまぞねす?』、連載開始です。ヒロインふたりが試しにWebページ作ってみることになりました。って、いきなりハードル高いな! ふたりとも、初心者だったんじゃないのか。しかし、「ゆるいカムアウトかも」とか面白かった。で、思ったのだけれど、テレビでバラエティー見るのと寝ること!! こんな趣味を気取らず発表できるのが、Twitterとやらの面白さだったのかも知れませんね。サイト、Blog、SNS、Twitterと、気楽になんでも書けるような環境にシフトしていってるんだろうなあ。四コマ漫画というのも、このTwitterのように、ちょっとしたことでも取り上げて気楽に楽しもうっていうものなのかも知れませんね。

『剣道ガール — 剣花輪舞抄』、ゲストです。幽霊つれた剣道少女の漫画です。運動苦手であがり性、そんなヒロインが幽霊と一緒に活躍、苦手を克服していこうという漫画みたいです。わりとベタ。ちょっと様子見です。

『トラウムメディカル8.5 — 幸せ夢セラピー』、うわ懐かしいな、ゲストです。作者は睦月のぞみ。2009年10月号以来? 夢羊のアルバちゃんが可愛い。ってのはいいとして、夢羊のアルバとホーンが、癒しを与えるという目的忘れてばたばたどたどたやるっていう、その様子も面白ければ、それでも結局うまくいっちゃう、そうした話の流れもよくて、結構好きなんです。素朴で普通で、そんな仕合せでもいいじゃん、って気付く、そうしたところがよかったんでしょうね。この普通の結論が、夢羊ふたりのばたばたのおかげで、ありきたりだけど、それでいいんだっていう実感もったものになってるところもよかったのでした。

そしてここから最終回及び最終回目前というものが続きます。『ただいま勉強中』、最終回。おおう……。『ちょー!えど幕末伝』、最終回。いや、まさかの琴乃の正体ですよ。やられた、やられました。これ、回を追うごとにだんだんに面白くなってきて、楽しんで読んでました。最終回は人死出たりするんかなあと思ってたけど、最後までほのぼのを維持してくれて、それはすごく嬉しかったです。『ダブルパティシエール!』、次号最終回。正直、いよいよこれからと思ってたから、驚きました。『手のり魔王』、最終回。わりと嫌いではなかったです。これも、少女誌に載ってそうな雰囲気もってて、悪くないって思ってました。『先生はお兄ちゃん。』、最終回。兄貴の恋に、決着ついてないようで決着ついたようで、なかなかによかったなって、いい終わりだったなって思っています。『子うさぎ月暦』、次号最終回。単行本は『ヒツジの執事』で出るの? タイトル変える必要ないと思うんだけどなあ。ナントカは強烈に好きな作家なので、新作あるといいなあ。『ごちゃまぜMy Sister』、最終回。なんじゃってー! 36番、兄貴と誰かが恋仲になったりしないかなって思ってたけど、全然ならんかったですね……。単行本は出るのかなあ。出るよね? 出してね。

ひかるファンファーレ』はリーダー決めの話でした。学年リーダーとかいう役職があるんですね。私らの部にはなかったなあ。ずいぶんの大所帯、そんな感じの吹奏楽部。学年ごとに取りまとめる人がいるんですね。で、ヒロインひかるがリーダーと決まって、みんなで支えあっていきましょうっていう、そんな仲のよい部活はいいなあって思える流れ、とてもよかったです。

『パドラーズハイ』、これ人気あるんでしょうか。2色カラーで登場。目次の文字も大きいよ! 私は今、この漫画がすごく気にいってるので、人気あるんだとしたら嬉しいです。で、今回のラフティング部の練習風景ですが、プールで転覆したラフトを起こす練習があって、そしてラフトのへりから落としていく遊びがあって、大変そう、ハードそうでありながら、そこに楽しみもあるんだって描かれるところ、それがいいのだと思っています。そして私の気にいってるのは、全裸女子高生とか描かれてるのに、別になんともいやらしかったりしないってところですよ。生き生きとしてる、はつらつとしてる、健康的、いやらしい視線がない、とてもいい。でもって、部活を離れての風景、氷砂糖で血糖値上げるとか、ああいうのもいいなあって思います。蕎麦はなんだか羨ましいです。

  • 『まんがタイムジャンボ』第16巻第2号(2010年2月号)

引用

  • まんがタイムジャンボ』第16巻第2号(2010年2月号),1頁。

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