以前から買おうかどうか迷っていた『Lの季節ダブルポケット』。ついに購入しました。迷っていたというのはほかでもない、遊べる環境がないから、なのですが、もうひとつ理由はあって、それはあんまりに頻繁に出されても嫌だなあ、というもの。『Lの季節』はかなり息の長いタイトルで、オリジナルの『Lの季節 -A piece of memories-』のリリースは1999年。もう十年も前のことです。それが一昨年続編が出まして『Lの季節2 -invisible memories-』、もちろん買って遊んだのですが、それから一年でPSPに移植ときましたよ。いや、いいんですよ、多様に展開してくださっても。けどさ、正直な話、それについていくべきだろうかって疑問に思うところがあったんです。
私にとって『Lの季節』は大切な思い出のゲームなんです。商用インターネットの黎明期とでもいったらいいのかな。まだパソコン通信があって、そしてインターネットが成長しようとしている、そんな時期に、ちょっとずつ攻略して、そしていろいろ思ったところをサイトに公開していったりなどしたのでした。それがきっかけで知り合いも増えたりしましたっけ。懐かしい。本当に懐かしい、そんな思いにひたれるゲームなんです。
だから、こうやってちょこっとずつ後付けで設定付け加えながら続編がリリースされるっていうの、ちょっと嫌かもなあって思ったりするところもあったんですよ。きれいな思い出はきれいなままで残しておきたいっていったらいいでしょうか。だって、『Lの季節2』の時点で、そっとしておいて欲しかったかもな、なんていう思いもあったんですよ。それがこうやって別ハードで出る。しかも、いかにも買えといわんばかりの初回限定版がある。いや、オリジナルの時点で限定版はあったんですけどね。だから、別にここ数年が酷いとかいうつもりはないんだけど、でもさあ、って思うのよ。
というようなことをぐだぐだいってたら、PSPを譲ってもらえることになりまして、ええ、いいの!? 驚いて、感謝して、となればもう買うしかないよなと思いまして、かくして今手元には『Lの季節ダブルポケット』が!
かつては、夏になって暇ができると『Lの季節』を最初っから攻略するのがならいでした。今プレイしても、ルート100%は可能かなあ。なんて思います。全選択肢100%は困難でも、ルート100%ならなんとかなるかな? なんて思えるくらいには遊んだつもりです。でも、2はまだ100%に達していません。かなり進めはしたんですが、やっぱり時間が足りなくてですね、だからこれを機会と思って、取り組んでみるのもいいかななんて思っています。なんのかんのいって、好きなんですよね。ええ、好きなんですよ。
CD
書籍
- 『Lの季節2 ‐invisible memories‐ ビジュアル・ガイドブック』(JIVE FAN BOOK SERIES) 東京:ジャイブ,2008年。
- 『Lの季節 A piece of memories公式攻略ガイド』(電撃攻略王) 東京:メディアワークス,1999年。
- 『Lの季節-A piece of memories-プレミアムストーリーズ』(Ganganwing comics special) 東京:エニックス,1999年。
- 『Lの季節パーフェクトリファレンス 』(The PlayStation BOOKS) 東京:ソフトバンククリエイティブ,1999年。
- 石川克世『Lの季節 Missing Memory』(電撃文庫) 東京:メディアワークス,1999年。
- 『Lの季節 A piece of memories ビジュアルファンブック』(Aspect cute) 東京:アスキー,1999年。
- 『Lの季節A piece of memoriesアンソロジーコミック』東京:ソフトバンククリエイティブ,2000年。
- 『Lの季節 A piece of memories ビジュアルファンブック』(Magical cute) 東京:エンターブレイン,2000年。
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