2010年1月6日水曜日

Pelikan Pelikano Junior

 先日姉が、なんの目的なんかは知らないけど、母からペンを借りて使ったんだそうです。で、気にいったらしい。あのペンはどこで買ったのだと聞いてきて、百貨店だけどこないだいったら売り場が縮小してたから、紀伊國屋書店の文具売り場とかの方がいいかもよと答えておきました。そのペンっていうのは、PelikanのPelikano Juniorなんですが、確かにこれは書き味のいいペンです。でも、母のペンにはセーラーの極黒を入れてるから、そのせいもあったのかも知れません。このインクはちょっと粘性が高いような感じで、そのためものすごくなめらかに書けるのですね。

姉は、母のペンを使ったときに、こいつはいいものだと思って、くれとかいったんだそうですが、母は断わったとかいってました。多分、姉があのペンを奪っていっても、ちゃんと世話できないんじゃないかな。で、ペンの中でインクを乾かせてしまうんじゃないかな。

姉はペンの書き味も気にいったみたいですが、その見た目も気にいったようで、母が使っているのは黄色の軸。それに私の赤軸も見せて、やっぱり黄色がいいなといっていました。ちょうど手元にあったカタログを開いて見せても、やっぱり黄色がいいと。確かに黄色、鮮かで綺麗だものな。黄緑もなかなかに美しいのですけど、まあそれは本人が現物見て決めればいい話だから、私の口出しする話じゃないですね。

うちのPelikano Juniorは、母のも私のもコンバータを使っていて、けれど本来Pelikano Juniorにコンバータは推奨されないのだそうです。聞いた話によると、抜けてしまうことがあるとか。そうなると鞄やポケットの中がインクまみれになる……。それはいやだなあ、ってわけで、使えなくなったノック式ボールペンからバネを抜いて、Pelikano Juniorの軸尻に仕込んだりしています。そういった話も姉にはしたんですが、よくよく考えれば、姉はカートリッジで使えばいいんだと思って、ただサービスカートリッジはロイヤルブルーだからなあ。あの人は多分黒を使いたいと思うんだけど、ペリカンの黒ってどんなのか知りません。

だから、姉にはペリカン黒を買わせて、ちょっと試してみたいななんて思っています。

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