2010年1月15日金曜日

Parker I.M.

 今日仕事帰りに、五線紙ノートを買おうと紀伊國屋書店にいったついでに、ペンの売り場も見てきました。いっても書店の文具売り場なので、そんなに品揃えがいいってわけでもないのですが、主要なメーカーの代表的なペンなら置いてある。というわけで、ParkerのI.M.はないかいなと、探してみたのでした。ああ、これ、昨日の話の続きです。赤ペンを使いたいのだけど、肝心のペンはどうしようかいな、ボーテックスにしようか、それともI.M.かなんかにしようか、決めあぐねているっていう話でありました。

ParkerのI.M.は、若い人向けっていっていいのでしょうかね、結構廉価で手を出しやすい、そんな印象のペンだったのですが、安価なだけにその質感はどうなんだろうって思っていたのです。価格は、安いものは三千円、表面に装飾が加えられたものが五千円、いずれにしても安くて、だから逆に警戒してしまっていたのですね。ところが、実物を見て驚きました。カタログやらWebやらで見ているよりも、ずっと落ち着いた感じのいいペンではないですか。手にしてみれば、持ち重りして、これは三千円には見えないなという感じ。そんなに高いものでもないから、買って手元に置いておいても悪くないかもなと思わせるペンでした。

私の狙いは例によって赤い軸のペンであったのですが、I.M.には厳密には赤のモデルはなく、あるのはピンクなんですね。ピンク!? これはさすがに躊躇します。どピンクだったらどうしよう。さすがに持つのは辛くないか? Webで見る画像は、完全な色再現とか無理ですから、現物見れば、思ったとおりか、思ったより悪いか、思ったよりいいか、そのどれかです、当たり前ですけど。で、Webで見た印象は、危険かなあといったところでとどまっていた。ですが、現物見れば、思ったよりよいなとなって、ピンクといわれればピンクなのかも知れないけれど、私の感覚からすれば、ピンクって風じゃないです。これなら充分いけるな。私が持って使ってても、別におかしくなさそうという感じに安心しました。

でも、買ってない。まだもうちょい考えたいと思います。いやね、実際に見たら、赤インク入れて、ちょいちょいとしか使わないってのはもったいないなって思っちゃったりしたのですね。ほんと、変な性分です。

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