『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』、気にいってしまった模様です。なんか、ちょっと暇ができたら見てる。で、谷底からラッパを吹いて自分の存在を知らせるシーン、頼りないラッパの音としっかり支えの効いたトランペットの音が交錯する、あそこでなんだか泣きそうになっちゃうんですね。いや、はじめて見た時は、そんなには思わなかったんだけどなあ。というわけで、トランペット欲しい気持ちはつのるばかりなのですが、それに加えて信号ラッパも欲しくなってきてしまっています。信号ラッパは、立派な楽器店にはなく、なんかごちゃごちゃといろいろ置いてるみたいな楽器屋で見かけることが多いなんていう印象を持っていたのですが、これ誰が買うんだろうとか思っていた自分が買いそうになるだなんて思いもしないことでした。
信号ラッパですが、これ今も現役です。自衛隊では現在も使われていて、さすがに突撃の指令をこれで出すことはないでしょうけど、起床であるとかの日課の号令に信号ラッパは活躍しているとかいいます。で、調べてみて驚いたのですが、自衛隊の信号ラッパって下倉楽器が納入してるんですね。またこれもはじめて知ったのですが、私の知ってる信号ラッパは三つ巻のものだったのだけど、二つ巻の信号ラッパもあるんですね。三つ巻は陸上自衛隊、航空自衛隊で使われていて、二つ巻は海上自衛隊で使われている。いやあ、知りませんでした。そうかあ、下倉だったのかあ。
というわけで、もし信号ラッパ買うなら下倉楽器謹製と決定です。同じ買うなら、軍、じゃねえや、自衛隊で実際に使われてるのがいいじゃありませんか。観閲式でも使われたというコンテストあたりが狙い目かなあ。などなど、思うだけは勝手なので、いろいろ算段して面白がっています。
ラッパといえば、昔、祖母が存命中だった折りの話。うちにきていた祖母が私のサックスの練習しているのを聴いて、昔住んでいたところの近くに軍の駐屯地があったという話をしてくれたのでした。サックスでラッパのように倍音を出す練習していた、それが昔を思い出させたのでしょう。朝に、夜に聴こえるラッパの音。ラッパの音につけた歌詞、みんなみんな殺せ、とかいうのね、物騒ですけど、いろいろ聴かせてくれました。などという話、ちょっと忘れてた。こうしたことをまた思い起こさせてくれた信号ラッパ。なんかちょっとありがたいなと思います。
『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』の話をちょっとだけ。
第1話を見なおしてたら、リオ曹長の使っていたトランペット、第3トリガーが可動式でした。第1トリガーはついていたので、リオ曹長のものと同じ見た目の楽器が欲しければ、YAMAHAならYTR-2335、JUPITERならTR600L、MAXTONEならTT-105L、あたりが候補になるでしょうか。V. Bachの低価格帯機種もそうかな。この中ではMAXTONEが飛び抜けて安いけれど、楽器としてのいい噂は聞きません。素直にYAMAHAかJUPITERかなあと思います。
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