2008年10月5日日曜日

Pelikan Pelikano Junior

  今年の頭に購入した、Pelikano Juniorに関して続報をお伝えします。私の愛用しているのは赤い軸、職場でのメモに使ってきて、その用途は書きなぐりに近いとはいえ、使っているうちに手になじみ、ずいぶん書き味もよくなってきた、そのように思っています。書き出しでのかすれなんてもうないし、このまま後数年も使えば、手放せないペンの一本になるだろう、そんな予感がします。というところで、今度は悪いニュース。キャップに軽く割れが発生しました。原因は、尻軸にキャップをはめて書くという、そのスタイルですね。尻軸が内部から押し広げる力が、キャップにひびを入れたようです。参ったな。なので急遽、先月くらいから、キャップを尻にはめない書き方に変えたのでした。

そうして思ったのですが、Pelikano Juniorはそもそもキャップを後ろにつけないほうが書きよいペンなのかも知れません。私は大抵のペンでキャップを後ろにつける、そんなタイプなのでありますが、そうすると重心が後ろにきて、自然握りもペン軸の中ほど、ちょうど首軸と胴の継ぎ目あたりにくることが一般です。私にはこれで書きやすい、だから特に問題はないのですが、どうもPelikano Juniorに関しては、重心後ろの寝かせ気味よりも、ちょっと立たせ気味にしたほうがいいようです。もちろん寝かせて書いても、その角度にペン先があうまで書き続けたら問題はなくなろうかと思いますが、出荷時の調整はどうも立たせ気味、45度くらい? を想定したものになっているように感じます。

グリップに付けられた指のガイド、それに添わせてペンを持つと、ちょうどそれくらいの角度になる。といっても、私の手にはあのガイドは先に寄りすぎているから、なおも無視しているのですが、それでも、ほぼあのガイドの意図するような角度に今は落ち着いて、だからこれが正解とはいわないまでも、だいたいこれくらいがPelikano Juniorにおける望ましい角度であるといっていいんじゃないかと思います。

さて、Pelikano Juniorのキャップは、インナーキャップが首軸先端と合わさるようになっているため、ガワの割れは特段問題になりません。でも、真っ二つになったらば、いくらなんでも差し支えあるだろうと思われて、はたしてその際にはどうしたものかと少々迷っています。新しいPelikano Juniorを買う、というのは正直もったいない。Pelikanはドイツのブランドだから、こうしたキャップひとつから購入できそうな気もするのですが、でも日本でそれが可能かというと、まあ無理でしょう。なので、今のひび割れから進行させないことが肝要であると思われて、将来的にはなんらの補強をするなど、今あるキャップの維持策を考える必要がありそうです。

とはいえ、普通に使っていれば、後数年は問題なく使えるでしょう。だから、壊れるその日まで、最前線において、使い続けたいと思います。

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