2008年9月21日日曜日

トンボ鉛筆 多色ボールペンREPORTER

 ここ数日、スタイラスペンに関していろいろいっていましたが、それらはどれも単機能品。やっぱり実用性を考えたら、マルチペンになるのかなあ。そんな話に落ち着いたところで、機能性、実用性にあふれた多色ボールペンを取り上げたいと思います。あ、一応断っておくけど、あくまでも多色ボールペンであって、マルチペンではありません。スタイラスリフィルは入っていませんので、これをスタイラス化したい場合には、自分で改造するといいでしょう。文具改造に踏み込むと、一気に文具マニアレベルが上がるような気がしますが、まあそれは気にしない。さて、その取り上げる多色ボールペンとはなにかといいますと、トンボ鉛筆のREPORTERであります。

トンボ鉛筆のREPORTERというと、多色ボールペンの定番のようになっていて、知らないうちに使っていたという人もあるのではないかと思います。その特徴はノックボタン。色ごとにノックボタンの形状が違っています。繰り出しを目視することなく可能とする、この工夫が光っている。真に実用的なペンであると思われて、ギミック大好きの私は、ボールペンは使わないなんていってるくせに持っているのですね。

このノックボタンを色ごとに変えるという工夫は、REPORTERの前身にあたるOBJECT TOUCHから継承されたものだそうです。常に明るいところで作業できるわけでない人、医療従事者からの要望を受けてほどこされた工夫なんだとか。けれど、こうした便利は医療従事者でなくともありがたく、多色を使い分けてノートする人にとっては、色を切り替えるたびに手もとを見る必要がなくなる、些細なことですが、こうしたちょっとしたことの積み重ねが、結果大きな利便、高い使用感に繋がるものと思っています。

その色を示す形状は、平らで四角だと黒、とんがりがふたつだと赤、とんがりひとつで青、丸みを帯びているのが緑、指先で感じ取りやすく、覚えやすい、実によく考えられていると思います。黒赤の二色、黒赤青の三色、黒赤青緑の四色があって、私が持っているのは四色のもの。そういえば、私がこれをはじめて知ったのは職場でのことだったのですが、それも確か四色だったはず。適当にうち捨てられていたというか、これ多分、誰かがよその部署から勝手に持ってきたんじゃないかと思うんですが(そういう神経は理解できないのですが)、まあうち捨てられていたのを私が拾い上げて、一時期使っていました。感心しましたよ。これはよく考えられているな! で、それがスモークだったものだから、私が今持っているのもスモーク。最初の印象っていうのは大きいものだと思います。というか、ラインナップにあるのがピンクじゃなくて赤軸だったら、そっちを買ってたと思う。あるいはオレンジかなあ。派手な色味で目立つというのは、周囲に紛れず、なくしにくくするための、重要な工夫であります。だから、私のペンは赤だとか黄色だとかオレンジだとかがやたら多いのですね。

私は手帳もノートも万年筆で取っているから、ボールペンの出番はそもそもないのですが、数少ないボールペンを使う機会である、QMAの順位及び要復習問題のメモはエアプレス、ボールペン字の練習はパワータンク、いよいよ出番はないのですが、まあ多色が必要な時にはこれに頼ることは間違いないと思います。まあ、あんまりその機会というのがないんですけどね。本当に、筆記具を使う機会というのは減ってしまったと痛感します。

多色ボールペンREPORTER 4

多色ボールペンREPORTER 3

多色ボールペンREPORTER 2

リポーター4コンパクト

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