2008年9月18日木曜日

DS/DS Lite用 ノック式タッチペン『スラスラタッチペン』

 QMA DSは、これまで私が触れてきたDSソフトの中では、間違いなく最高度にタッチオペレーションに特化されたゲームです。もちろんキーも使えなくはないのですが、それではほとんどまともには遊べない、それくらいにタッチペン優位のインターフェイスに仕上がっていて、例えば、十字キーとボタンで操作できるのは、アカデミーモードでキャラクターを移動させ、NPCに話しかける、これくらいです。もしNPCとの会話中に選択肢が出たら、ここでキー操作は終了。タッチペンを使わないことには選ぶことさえできません。ですから、おのずと操作はタッチペンに傾いていって、おそらくはほとんどの人がタッチペンオンリーで遊んでいるのではないでしょうか。なにしろ、クイズに答えるというメインのインターフェイスは、タッチペンで操作する以外にないんですから、やっぱりキー操作は申し訳程度というほかないと思います。

 とまあ、これほどにタッチペンでの操作に傾いているゲームですから、人によってはDS付属のペンから、より使い勝手のよいペンに持ち替えようという考えが出てきます。例えば私が最初に紹介されたのは、スマートタッチペンというもので、これ、軸は普通のボールペンなのだそうです。握りのところがゴムになっているから、滑りにくくていい。ある程度の太さと長さが確保されるから持ちやすくていい。愛用しているという人は多いようです。なので私もちょっくら買ってみようと思った。そして私の選んだのは、ノック式タッチペン『スラスラタッチペン』でした。

スラスラタッチペンを選んだのはたいした理由からではありません。たまたま入ったゲームショップに置かれていたのがそれだったから、というだけの理由です。ただ、買う際には、タッチペンホルダーでもいいかななどと思って、迷ったりもしたのですね。最初に入った店にあったのは、タッチペンアタッチメントだったかな。いずれにしても、ある程度の持ちやすさが確保されればいいんですから、アタッチメントでもよかったのです。

それをあえてノック式のペンタイプにしたのは、今あるタッチペンを部品として流用するのではなく、その商品だけで完結しているものの方がいいと思ったから、でした。それにスラスラタッチペンもゴムのグリップがついています。まあ、大差ないだろう。そんな理由から、これを選びました。

私がタッチペンの持ち替えを考えたのは、短いペンだとちまちまとしてやりにくい。それに、短くてリーチが稼げない、軽すぎて手もとの文字、QMAのスクリーンキーボードでいうならラ行やワヲンあたりが押しにくい、そういった不満があったからでした。押しても反応しない。なら、そこそこ重いペンを使えばいいじゃないか。だから最初はParker EspritInsigniaにしようかと思ったんですが、けどこれDSに使うにはどうでしょう……。そう考えて、よりライトでチープなものに変更しました。その方がきっと気楽に使えますでしょうし。

スラスラタッチペンは、ラバーグリップがちょっと固めでしっくりこないとも思ったのですが、そもそも私の持つ場所というのはグリップに指先が少しかかる程度、軸の中ほどですから、まあ問題はないかと思われました。長さ、重さ、バランスに関しては、まあ普通のボールペン並。特筆するほどのものはありませんが、純正のタッチペンよりも格段に使いやすいのは事実です。また、仮にこの軸が気に入らなくなったとしても、よりよい軸を探し出して、スタイラスを取り換えられそうです。軸はあくまでも汎用のボールペン軸で、そこにボールペン芯大のスタイラスが入っている。そういう構造ですから、中身を交換して、理想のタッチペンを作るのも楽しそうです。

でも今はこのままでいいや。これで充分に使えるし、簡単に壊れるということもないでしょう。だから、まず一本目としてスラスラタッチペン。これが現在における、私のメインのタッチペンであります。

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