2008年9月25日木曜日

Rucksack, taken with GR DIGITAL

Dry riverbed of Kamo river毎月末には恒例のGR BLOGトラックバック企画が催されます。さて、今月のお題はなにかといいますと、であります。なんとなく、2008年4月のお題にかぶっているような気もするのですが、そういうことは気にしていても仕方がない。以前がいよいよ旅に出ようという状況を表すのなら、今回はまさに旅の途中を思わせる写真を選ぶのがよい、とは思ったんだけど、これ、むやみやたらと難しいです。

そんなわけで、冒頭の写真、いったいなにかといいますと、かの有名な京都は鴨川であるのですが、四条大橋から適当に夜景撮っていたら、丁度、旅行者でしょうね、のスナップ写真にタイミングが合ってしまいまして、フラッシュ光はここまで到達しますという見本みたいな写真ができあがってしまいましたとさ。面白いので取り上げたけど、これをと言い張るのは無謀すぎる気がします。

なので、おちびのリュックサックを選びました。もちろん、これが旅の装備であるはずはありません。私たち大人からしたら、あくまでも日常に属するものであります。ですが、毎日新しい世界に接している子供にとっては、まさしくその日々の暮しが、旅に似たものであるはずです。松尾芭蕉、『奥の細道』にていわく、月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。月日が旅人であれば、その月日に付き従いて老いていく我々もまた旅人であるのでしょう。

Rucksack

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