2005年7月20日水曜日

ときめきメモリアル

 行きつけのサイトさんの日記にてときめきメモリアルキャラメイクお試し版というのが紹介されていて、そうかあ、ついにときメモではキャラクターの外見も選べるようになるんだと、その進化っぷりにちょっと感慨深くなったりしました。実をいうと私の『ときめきメモリアル』歴は、第一作の時点で終わっていまして、しかもその第一作というのも、スーパーファミコン版という実に謎の入り方。その後、バイトをやめるときに後輩からPCエンジン版『ときメモ』をプレゼントされたりしているので、遊ぼうと思えば遊べるのですが、なんとなくそのままおきっぱなしにしています。そういえば以前「魔法のエンジンで遊ぼう」という文章を書いたことがありましたが、これは実際『ときメモ』を遊べる環境をいかに整えることができるだろうかという、それだけのために書かれたものでありました。

白状します。私は『ときめきメモリアル』をクリアしたことが一度もないのですよ。私はどうも、この手のパラメータを上げるタイプのゲームには向いていないようで、途中で必ず飽きるのです。だいたい一年目は無難に過ごし、すなわち二年目が山となります。ええ、二年目でやめてしまうのです。

私が好きだったキャラクターというのは、如月未緒と見せかけて美樹原愛だったのですが、確か美樹原の出現は一年目のクリスマスが最速で、次がバレンタインデーだったはず。だから美樹原が出て、ぐぐぐーっとときめき度が美樹原よりに傾いた頃にゲームに飽きてしまうのですね。もうわけわからん。ゲージがたまったんなら、そのまま突き進めばいいじゃねえかという気もするんですが、残念ながら私の持続力のなさはかなりのようで、こうしてまたも二年目のジンクスを乗り切れないんですね。

そんな、途中で投げてばかりの私だというのに、『ときメモ』についてはいやに詳しくて、というのは、昔のバイト先にフリークといっていいほどにコアな『ときメモ』ファンがおったのが原因です。そいつは全イベント及びクリア条件を網羅するばかりか、設定やキャラクターのプロフィールにも精通していた。なんといっても、コントローラで電話がかけられるんですからね(意味わかります?)。私はそいつの気合いの入ったプレイを見せられて、駆け出しメモラーくらいにはなれたんじゃないかと思います。ええ、ちょっとかじった程度のメモラー相手なら、私の方がずっと詳しいですよ、きっと。って、それにしてもいびつな話だな。

私は気がついていなかったのですが、冒頭のキャラメイキングというのは、『ときメモ ONLINE』のものみたいですね。私はてっきり、『ときメモ2』で自分の名前を呼ばせることができたような、そういうのだと思っていました(私はこれを、体験版で試しました。シンイチロウという友人がおったのですが、これがシニチロウと発音されちゃうんですよね。発売された版ではどうだったのでしょう?)。

しかし、『ときメモ』がオンラインゲームですか。学園の中で学生としての役割を演ずるわけですから、まさに正統的なRPGといえそうですが、けれどこれはいったいどういうゲームになるのでしょう。なんかイベントが適当な頃合いを見て企画されて、後はクラブ活動に励んだり、勉強にいそしんだり、あるいは知りあった友達とどうこう。うー、私はきっとものすごい勢いで飽きるだろうな。駄目なんですよ。具体的に明確な目的の示されないゲームは、どうも私には向かないみたいなんです。Wizardryなら平気で何年でも遊ぶのに、どういうわけかほかのゲームではうまくいかないのです。

さて、冒頭で申しましたキャラメイク話。一応私も試してみたのですが、どうも輪郭の自由度がまだ少なくて、特に男子。やっぱり輪郭は、あの突き刺さりそうなくらい鋭角なのがいいじゃありませんか(福本伸行みたいなんじゃないっすよ)。それが、どうもあごのしっかりした輪郭しかなくて、うーむ、これじゃ萌えません。

けど、頑張って作ってみましたよ。私の好みを以下に示しましょう。

男子は上から「1,1,メガネ(無しあるいはほくろ1でも可),2,2,1,1,5,1,4,無し,3,2,無し」、女子なら同じく上から「1,1,メガネ,3,1,2,1,6,2,1,無し,1,3,無し」。

男子で眼鏡は邪道だとか思ったのですが、つけてみたら意外とよかった。女子は眼鏡を外すとものすごく地味顔になって、それがおそろしく素敵。しかし、思うのですが、眼鏡とほくろが択一になってるのはどうかと思います。眼鏡とほくろは同時選択したかった(特に女子)。なんというんでしょう、泣きぼくろってなんかいいじゃありませんか(はっ、もしかしてジュリーの影響!?)。

あ、そうだ。私、一度だけ『ときメモ』クリアしたことがありましたよ。ほら、体力をがんがんに上げるとときめき状態に陥ってくれるキャラクターがいたじゃありませんか。いや、清川じゃありません。外井雪之丞ですよ! え、誰かわからない? 外井ですよ、外井。伊集院レイに付き従っている外井。思い出しました?

実は、彼も攻略対象キャラクターだったんですよね。と、そんなわけで私は唯一外井とのエンディングを見て、いや、この表現は微妙に嘘ですね。外井の愛を勝ち取っても、伝説の木の下に女の子が待っていなかったらバッドエンド扱い。しかしそれにしても、ひどい扱いですよね。外井がかわいそうだ。

蛇足:嫌いなキャラクター

それは、こいつだ! 正直、敵だと思っている。

Windows

PS / PS2

PCエンジン

0 件のコメント: