あんまりにも書くことがなくてうんざりして、サイト巡りをしては、Amazonに立ち戻るということをやっていたら、おすすめ商品にNegima, Vol. 2が出てきてびっくり。『ネギま』なんて、読まねえようと思ったら、すぐその下に Yotsubatoの文字を発見! よつばと! そうか、『よつばと!』の英語版がでてるのですね。これは早速買わねばならんと思いましたよ。
そもそも私は、あずまきよひこの漫画が好きでして、説明するまでもない有名タイトルとなった『あずまんが大王』も当然のごとくに押さえていて、ゆかりちゃんが好きでしたね。ゆかりちゃんは最高でした。
ゆかり賛はそこそこにして『よつばと!』でありますが、漫画としての広がりは『あずまんが大王』以上であると思っています。親一人子一人の漫画は数多くあれど、とーちゃんとよつばの関係は、なかなかほかには見られないものがあると思っていて、なんというんでしょう、日本的なんだけれど、日本的ではないのです。その芯は外国の物語に出てくる親子関係みたいで、表面に現れてくるのは日本的なおとうさんと娘なんですね。この不思議な、からっと乾いていて、けれど乾燥はしていない、西でも東でもない感覚が『よつばと!』の魅力なんではないかと思っています。
お隣さんとジャンボがいい味出してますよね。お隣の三姉妹は、それぞれにいい感じの娘さんたちで、私は以前恵那Loveだなんていってましたが(いや、娘には恵那みたいのがいいだろうなという話だったんですが)、お父さん似の、あんまり飾らない自然体が気持ちいい風香もよいと思います。とかいってますが、最近になりましてね、長女のあさぎがいいなあなどと思うようになって、あの傍若無人なところ、のびのびと奔放なところがいいなあなどと思って、なので私は三姉妹の母が好きです。
そういえば、ちゃんとフローリストやってたジャンボが素敵でした。いつもは馬鹿みたいなことばかりいったりやったりしてる人なんだけど、ナイフ片手にオアシスに花を生けているジャンボは恰好よくて、仕事をしている男性はかっこいいという意見ももっともだと思ったり思わなかったり。いずれにせよ、あの花の回はすごくよかった。読んでるこちらの心が洗われるようで、こうした読むとなんか心が晴れ渡るような感覚が『よつばと!』の持ち味であると思います。
英語版、花火を見にいって迷ったよつばのせりふは、やっぱりI'm Yotsuba Koiwai. Yotsuba Koiwai.なのでしょうか。手もとに届くまで、このせりふはどう訳されるんだろうとか考えるだけでも楽しいですね。ええ、翻訳は面白いものだと思います。
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