2019年3月21日木曜日

『まんがタイムきららMAX』2019年5月号

『まんがタイムきららMAX』2019年5月号、昨日の続きです。

『魔王城ツアーへようこそ!』。着々と進む魔王城再建。とんとん拍子で右肩あがり、人材も揃い、問題も解決し、順風満帆。今回は、銀行との打ち合わせ。なかなかに厳しそうなお姉様ですが、覚えもめでたく高評価。いやしかし、このとんとん拍子もいつまで続くのか。いずれはなんらかのピンチが訪れるのだろうなあ。そう思っていたら、それが今回だったかーっ! しかも、まったく予想外の方面で、経営面でのピンチとか、運営面でのピンチとか、そっちかと思っていたのにね、いやあ、まさかの生命のピンチとか……。銀行さんの孫娘にねだられて入ってしまった城の地下。そこが対人トラップてんこもりで、はたしてつむぎは生き残れるのか……。いや、いきなりピンチの度合いがすごすぎない? ともあれ、つむぎになにかあったら魔王城再建は頓挫するから、ここは魔王以下、皆の頑張り、期待したいところですよね。

『どうして私が美術科に!?』、最終回でした。桃音がついに、自分が美術科にいる理由、それを明確にしたんですね。もともとはといえば、朱花に転科をもちかけられたことがきっかけ。普通科のつもりで受験したのに、間違えて美術科に入ってしまった。なら今からでも普通科に移ればいいんじゃないか。けど、私は転科はしないとはっきりさせて、そしてさらに、朱花に転科を持ち掛けることになったっていうんですね。ああ、よかったじゃないか。両親の期待は裏切れない、そう思い込んでいた朱花に、居残り仲間の皆が思うところを伝えていく。ほんと、これ皆の思いやりだろう。そして桃音の言葉、これはぐっときましたね。ええ、朱花の背を押す、決め手の一言、その実感見事でした。そしてラスト、ずっと美術をやりたいと思ってきた、そんな朱花の今を惜しみ、精一杯やりきろうとするかのような様子。そうかあ、美術だけじゃなく美術X室、これもまた彼女の憧れだったんだなあ。その皆の、意気揚々とX室に向かう様子、キラキラとしてとてもいい。これからの彼女らの活動、それもきっと魅力的なのだろうなあ。そんな明るさ、開かれた感覚もよかったです。

『初恋*れ〜るとりっぷ』。今回は私服で活動。鉄道小旅行なんだけど、目的は仙山線。せんやま? 仙台山形の路線なのか。路線の説明が面白くって、落ち葉で車輪が空転とかカモシカ衝突とか、そうかあ、山がちな路線なわけね。ここからの土木遺産がいろいろ見られたりという話も面白くて、橋が土木遺産だけど車窓からだとよく見えないとか、廃駅見るの楽しみにしていたら解体済みだったり。あの、ついこの前まであったのに! のくだり、笑っちゃいましたよね。だって、どんな駅なのかって期待したんだよー。今回、後半は皆で温泉、鉄道からはちょっと離れちゃうのかな? そう思っていたらですよ、鉄道パートで語られていた交流電化発祥の地のネタがですね、最後にまさか絡んでくるっていう! いや、駄洒落のたぐいなんですけどね、このちょっと強引なところも含めて、なんか面白かった。先生のキャラづけにも活かされてましたね。

『ももいろジャンキー』。今回も面白かった。美耶がバイトしようと思い立つ、その前段からの流れがいい。そして美耶面接で全滅。はなに練習もちかけられて、そこからもめちゃくちゃ面白かったです。そうかあ、ももちゃん、竜子の前じゃ踊れないのかあ。その理由がねすごくいいの。怖がられてるのかと思ったら逆! かっこいいからって照れちゃって、踊れないって! 呼び掛けられても、照れてハヒュ…って! しかしこれ、美耶の面接練習でね、同じハヒュ…でも大違いやん! この落差よ。ほんと、面白かったです。竜子の関わりが増えて、面白みのパターンも増えてきましたよね。ももに呼び掛けられて可愛く答えた美耶を録画したりね、しかもそれ、はなが欲しがったり、バイト探してる知り合いに送ったりと、もうやりたい放題? しかし面白いの、美耶の可愛いポーズ見て楽しそうな子だって会うの楽しみにしてるお姉さんがですよ、決闘にくるみたいなシリアス美耶見たらどう思うんだろう。ほんと、このクリフハンガー。どんな反応引き出されるのか、今からもう楽しみでならんです。

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