2019年3月10日日曜日

『まんがタイム』2019年4月号

『まんがタイム』2019年4月号、先日の続きです。

『犬がいるので帰ります』。おお、今回は俊からの歩み寄りですか。付き合っている春奈は猫好き。それで飼ってる猫をマロンちゅんに会わせないかと申し出てみたら、断わられてしまった。ああー、フーッ! ってなっちゃったら困るものね。落ち込む俊を弟恭が冷静にさとすんですが、その時の俊のセリフですよ。全生命体がマロンちゅんのファンかと……、って、よっぽどだ! ネコカフェにいった俊の様子、あれよかったですよね。慣れていない、緊張している、それで猫をおびえさせてしまったところに、春奈が助けにはいるんですね。あの春奈のやさしさ感じさせる様子もよければ、いつもは頼りにされている俊が、この時ばかりは立場を逆にしてっていう構図がよかったなって。あの、素直に感謝の言葉を伝える俊もいい。そして春奈の影ながらの頑張りね。ああ、ふたりいいカップルだなって思わされるわけですよ。

『茨城ってどこにあるんですか?』。多恵が調子にのってますね。動画が話題、はいいとして、すぐさまスカウトとかはさすがに無理だから! 落ち込む多恵と責任感じる鈴子。その明暗面白く、そして続く動画を撮りましょう。再生数アップもはかりましょう。それはいいんだけど、スカート丈短かするのはあかんよ! 内容で勝負しよう。次にとりあげる名所、竜神大吊橋と決まったのはいいのですが、吊り橋ってことは景観が人気とかなのかな? いや、まさかのバンジージャンプでした。多恵、高いとこ、ダメなんだ! でもダメっていえない。どんどん外堀埋まって、しかも無理っていえなかったせいで、やるって決まっちゃって、ほんと多恵どうなるんだろ。期待されると応えたくなる、そんな素直な子なんだなあ。そこは美点だと思うけど、なんだか大変な撮影になりそうな予感させますよね。

『ウレ漫とガケ漫』。神木の漫画家やめる発言。いったいなぜなのか。白井がきっかけ! なるほど、自分ができず白井ができるいろいろなこと。積み重ねられた経験、それが漫画に生きている、そう神木は考えたんですね。白井からしたら、現役高校生にして売れっ子である神木がうらやましい。神木の最短距離がうらやましいのだけど、神木からしたらその最短距離が不安であるのか。むしろ遠回りの白井の、遠回りしながらも漫画に打ち込み続けている姿、そこに魅力を感じているのか。新しい世界を知りたい。そういう神木の決断と、その結果。どうなるんだろうと思ったら、3年後、白井の連載は続いてるし、神木は漫画家に復帰してるしで、ああ、なんら心配なかったんだと安心して、しかし神木も印象変わりましたよね。落ち着いた雰囲気になった。料理とかもできるようになって、そして連載2本か! このふたりの関係、まだ続いていることも嬉しく思ったし、同じく漫画に打ち込む同志のような向き合い方。それもまたよかったと思います。

『見上げればいつも妹が。』。遥の母が帰ってきました。ああ、そうか。遥からしたら産みの母だけど、ツブテからしたら父の再婚相手か。まだ硬さのとれないツブテの態度。お母さんはもう完全にウェルカム、ツブちゃん呼びだったりするのに、なかなかままならんもんですな。父母、ケンカしちゃったんですね。対しツブテと遥はケンカしないよって、そうだな、確かにこのふたり、ギスギスしたり全然してないよね。ツブテは兄と呼んでもらえないこと気にしてるけど、それでイライラしたり、遥のこと怒鳴りつけたりみたいなことまったくないし、遥も暖かみもってともにある。ふたり、あくまでも兄妹としての関係を大切にしようと思っている、そういう理解でいるんだけど、うん、それでいいんだよね? もし両親が離婚したらという心配から、たとえなにがあってもふたりはずっと兄妹だっていう結論に落ち着くふたり。あれは本当によかったなあ。このふたりのこと、ずっと見ていたいと思いますからね。

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