2015年7月21日火曜日

『まんがタイムきららMAX』2015年9月号

『まんがタイムきららMAX』2015年9月号、先日の続きです。

いちごの入ったソーダ水』、これ、ほんとに素晴しいな。扉絵の、本編とはちょっと雰囲気違ってるこひめも素敵。けど、本編ですよ、すごいことになってるー! 月が、月が、るーちゃんが! すっかりイケメン男子になっちゃって登場。こひめはすっかり人見知り発動しちゃってるんですけど、もう、それくらい違う。最初、月だと思わなかったもの。るなとわかっても近寄りがたい。そんな月が廊下へ出れば、見事生徒たちの話題になって、さらには真夜ちゃんも動揺。いや、もう、可愛いなあ。ともあれ、これ、すごいことになるんじゃないですかね。それと、文化祭当日。いきなりの完売。って、あかーん! これ、あかん! 無茶しすぎですよ! 売るなら在庫を押し付けるんです!

彼氏ってどこに行ったら買えますの!?』、面白いことになってきましたね。ラムネ野郎が、いや、哉がですよ、苦手な古典で自己ベストをマークした。それをもって、なにかご褒美をって話になるんですけど、そこでちょっとほたるもご褒美アピールしたりしてね、それがなんだか可愛らしいんですね。そうか、この人、いつだって一位だったから、ことさらそれで褒められたり、ましてやご褒美とかもらうことなかったんだ。そんなほたるの小さなわがまま。山田ジャスミン先生のサイン本が欲しい。ああ、亜梨香のお母様。亜梨香、その夢を叶えてくれる。そこへ護のナイスアシスト。皆で亜梨香ん家行こーよ! じわじわと震えだすほたるとかね、すごいな、なんだこの喜びの表現。新しい扉が開くぞ。ほたる、あんまりに嬉しかったんでしょうね。ちょっとかしこまった感じ? いつもみたいな冗談いわなくなっちゃって、それでもって憧れは亜梨香からジャスミン先生に向かって、ああ、亜梨香、ちょっと複雑なのか。けど、ちょっとわかる。なんかわかりますよ。

『裏庭には…!』、皆が自分の花壇に思い思いの花を、野菜を植えているところ、ひとり草むしりしているすみれ。おお、庭園の花を枯らしてしまったのか。だから花壇取り上げられたのか。枯らす才能を買われて、雑草を駆逐する仕事を与えられたのか。まあ、あまりな仕打ちですよね。その話聞いて、抗議しにいこうという桜子、ああ、いい友達ですよ。すみれ、結構草むしり、エンジョイしてるんですね。すみれ、桜子の花壇をわけてもらって、にこにこ、嬉しそうに自分のお花を育てるんですけど、みごとに駄目にする。あー、水のやりすぎ、肥料のやりすぎなのかあ。これはですね、メイドさんや、花壇を取り上げるんじゃなく、適切な育て方を伝授してあげてはくださらんものか。でも、まわりの皆からサボテンもらってね、これなら大丈夫だろうって、このフォロー。よいものじゃないですか。ええ、花咲かせられるといいですね。

ハナイロ』、いち子さん、アグレッシブだなあ。うるみが陽に勉強を教えにいくというんです。いち子におだれられてその気になったっていうんです。かくして沙里と茉乃花、ふたりきり。沙里、穏かじゃないんですね。そんな沙里にいち子から電話がはいる。カップル限定スイーツをすすめる電話だったりする。カップルということは、女子ふたりじゃ駄目なんじゃないか? ということで茉乃花がまず男装してみて、ああ、可愛い女の子にしか見えない! しかたないから沙里が男の子っぽく装ってみるも、どう見てもキレイな女の子。いや、けど、ほんとかっこいいなあ。この状況を影ながらサポートするいち子がですね、やばいですよ。ほんと、この子、なにに楽しみを見出してらっしゃるのか。自爆しつつ、沙里、茉乃花に女子カップルでもオッケーとアピール。その後も、沙里が自然に告白まで辿り着けるようサポート。ほんと、どんな策士なんでしょうか。いち子のモノローグから、うるみ、陽組に繋がる、あの流れなんかもすごく面白かった。ほんと、うるみよいなあ。沙里と茉乃花は、ちょっと踏み込みつつも、ほのぼのの一日。いち子は決定的瞬間を見逃して、ああ、まのかと陽をハメた、その自業自得でありますね。

  • 『まんがタイムきららMAX』第12巻第9号(2015年9月号)

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