『Splatoon』、順調にアップデートされていますね。こないだの金曜日、新ステージ「タチウオパーキング」が追加されました。これ、ヒーローモードにて既出のステージなんですが、タコスナイパーが要所要所に配置された勾配を昇っていくステージ。まさかこうしてバトルの舞台となるステージだったとは予想もしていませんでした。しかし、このステージ、戦ってみれば一発でわかるんですが、スナイパーが活躍できる地形です。これまでナワバリバトルではスクイックリンで戦ってきた私ですが、射程の短さなんともならず、いきおいあまってリッター3Kを試してみたところ、これが実にいい。見事、このステージをきっかけにして、リッターデビューをはたしたのであります。
といっても、ただ射程が長いからというだけの理由でリッターにいったわけではありません。ちゃんとスコープ付きチャージャーも試して、その上でのリッターだったんですね。
射程に優れ、チャージ速度及びインク消費において劣るリッター。リッターには及ばないものの、長い射程を持ち、チャージ速度も比較的短いチャージャースコープ。そこそこの射程にそこそこ速いチャージ速度と、バランスのいいチャージャー。そして、チャージ速度こそ速いけれど射程が短いスクイックリン。それぞれ試してみて、その一長一短が見えてきたように思います。
この中では、スクイックリンが異彩を放っていますよね。あきらかに異色。チャージャーは、溜めが必要な代わりに、射程と威力に優れ、敵のインクの届かないアウトレンジから狙撃する、そういうコンセプトだというのに、スクイックリンは違う。長射程シューターと同等ないしは負けている、それくらいの射程で戦うという、おそろしいことになっていて、ゆえにこのブキは、よく立ち回りを考え、無理に突撃しない、落ち着いてよく狙う、駄目な時は駄目と諦める、そうした心掛けが必要になっているんです。ただ、チャージ速度は抜群。あっという間に溜まる。すぐ撃てる。短い間隔で撃ちまくることで、敵を牽制しつつ、味方の足元をサポートし、不用意に近寄ってきた敵を一撃で撃退する。たとえ敵の射程に捉えられたとしても、一二発喰らっても死にはしないと落ち着いて、溜めて、狙って、一発でお帰りいただけばいい。そうした戦い方が要求されるブキであります。
リッターはスクイックリンの対極です。ものすごくチャージに時間がかかる。けれど、必ずフルチャージで撃たねばならないというわけでもありませんから、敵を一撃で仕留められるだけチャージしたら、後は射程だけが問題。充分量で発射して仕留めていく、そうしたやり方がよいのかなあといった感じ。インクをかなり消費するので、撃っては補給の繰り返し。よく狙って、無駄撃ちはしないよう気をつけるといいブキという印象です。フルチャージ状態で、ちょこちょこ動いて、不用意に出てきた敵を始末する。それが基本なのかな?
チャージャースコープは、ほかのチャージャーと違いフルチャージ状態を維持することが難しいブキなんですよ。ずっと使ってこなかったせいで、気付いてなかった。これ、チャージ完了間際からグーッとカメラがマーカー中央に寄っていくでしょう。そのおかげで狙いやすい。遠くの敵もしっかり捉えられる。そういう利点があるんですが、逆に、この視野狭窄仕様のおかげで、フルチャージ状態で戦場を見回せないんです。フルチャージになると、ターゲット以外の状況が見えなくなる。ターゲットサイトから敵がハズれると、もう追えない。だから、敵の動きを見て、予測して、チャージ開始して、敵を捉えたままズームインして、そのまま撃ち抜く。フルチャージしてからターゲットを探すスタイルには向かないブキでありました。
チャージャースコープの対策がわかってきたように思うんですね。チャージャースコープが敵にいる。狙われていると思ったら、すぐさま大きく動く。スコープのいる戦場では、なるたけ一箇所に留まらず、いつも以上に積極的に動く、アグレッシブに移動することが重要です。
リッターは? といわれると、まあ、初撃を外せ、なのかなあ。リッターに限らないんですけど、うまいチャージャーは、どんなの使わせても、まず近寄らせてくれないですからね。そう考えると、どんな策も無駄。人海戦術で、とにかく押し込んで倒すか、味方のアンチスナイパーに期待するか、くらいしかないのか? けど、うまいチャージャーは、近接でもある程度さばくものなあ。自分だって、溜めなしのパスパス撃ちで撃退したことがある。うまい人なら、ボムも駆使して、なおさらだよなあ。
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