2015年7月30日木曜日

『まんがタイムきららキャラット』2015年9月号

『まんがタイムきららキャラット』2015年9月号、一昨日の続きです。

『まちカドまぞく』、素晴しい扉であるなあ。シャミ子の飾らぬ表情に、持ち前の優しげなるさまが溢れている。素敵イラストですよ。さて、そのシャミ子さん、大きな一歩を踏み出しました。図らずも持ち帰ることになった魔法少女の生き血、それがご先祖様に反応してしまった! 生き血を通じて奪われる桃の魔力! 大変なことになった! と焦るのは追ってきた桃ひとりで、シャミ子はただただ桃の体を案ずるばかり。熱あがってるんですね。うどん食べさせてあげて、って、桃の家庭仕事の知識、やばいな! シャミ子、生き血のこと、すっかり忘れてて、気付いてびっくり、桃もびっくりですよ、これ。ともあれ、ご先祖に戻った力、現世に口出しできるようになった。これ、大量の魔力奪われたのか! その魔力によって得られたのは、月4万円の呪いの緩和ですよ! うおー、やったー、10万8千円が返ってくるぞ! 2ヶ月半分の生活費が手に入って、ああ、シャミ子たちの生活も楽になります。よかった、よかったなあ。そして、魔力が減ってしまった桃、シャミ子にアプローチして、町を守るのを手伝わせる。その手管、実にいい。あと、助っ人の魔法少女、なんかやばそうな人が増えそうな予感ですよ。さてさてしかし、桃の看病するシャミ子。すごくいい。ふたり、きっといい友達になれると思うんですよ。

『カスタムメイド!』、同時にコスバレ、オタバレでありますよ! 隠れコスプレイヤーであるアサヒ。ユウたち一行が彼女の家を訊ねたところ、たまたま身につけていた制服から、その嗜好、傾向がバレた。というか、ユウにしかバレてない。というか、わかる人間はむしろ仲間だ。かくしてユウとアサヒ、「魔女っこまちこ」を仲介に急速に仲良くなって、その様子が羨ましかったか、マサキも参加していく方向に。ほんと、マサキはユウさまのこと大好きだな。皆でコスプレ体験してみたり、そこでモトキに凹まされたりと、なんだか大変な様子ですが、なぐさめられて、はげまされて、モトキ、アサヒの仲も深まっております。そしてより可愛くなったユウ、美しくなったマサキ、ふたりの世界ができあがったりね、ほんと、おかしかった、面白かったです。あのマサキが奇麗といわれて意識しはじめるとかね、音符なんて飛ばしちゃって、その勢いも見事でありました。

『異なる次元の管理人さん』、ポラリスさん! 巨女ブーム! 空前の巨女ブーム! キテる! というか、ウルトラセブンみたいな人だったんですね。

『ばーどすとらいく!』は、夜のプールに出る人魚の噂。人魚と聞いて思い浮かべるもの、人それぞれというの、ちょっとおかしくて、さて、皆で夜のプールに忍び込もうという話になるんです。微妙にビビりなクル。クルにべったりのせっか。ふたりの様子ほほえましく、けれどプールに出るのが人魚やら幽霊じゃなく変質者なら? という話になると、途端に平気になるクル。怖いものが違ってるんですね。というか、せっか、あらゆる方向に怖がりだな。うん、それくらいでいいと思う。この騒ぎの犯人、まさかの、というか、案の定、クロでありまして、この漫画の変人代表みたいなポジション確保しちゃいましたね、この人。ちょっと水浴び。アイドルとして活動しながら、いまだに公園住まい。まずいな、いろいろやばいのねこの人、そう思ったら、またまた全裸とくる。宇宙人だから、といっていいものか、クルはそこそこ身につけてきている地球の、日本の社会の常識を、ものの見事に欠落させているクロ。ほんと、きっとこれからもいろいろやらかしてくれるんだと思います。って、ちょっと待て、地球侵攻とか、そういう話はどうなった?

『織姫ナンバー2』、地学同好会、いい感じに活動なさってるじゃありませんか。あやしい噂が流れている地学同好会。部長の龍ヶ崎にまつわるものなんだけれども、それがどうにもおかしくて、呪いの手紙かと思ったら成績があがるとか、なんだろうこのちぐはぐ。同好会にいってみれば、会計が怒っています。不自然な金の流れがある。どっから金をもってきてるんだ? ふたばが怒るんですが、うん、ふたばさん正しいよ。お金には厳しい、うん、それが正解だと思うよ。龍ヶ崎嬢、占いやってるんですね。占星術でもって迷える生徒を導き、そして謝礼をもらう。さらには、テスト予想メモを販売したりしとるんか。結構ちまちま稼いでいるんですね。ともあれ、同好会としての活動はちゃんとしているっぽくって、天体観測を企画。雨で流れたかと思えば、ホームプラネタリウムでもって活動継続して、結構ちゃんとしているこの感じ。活動に熱心というよりも、後輩思いといった感じ? なんでしょうか。ともあれ、いずれにしても悪くないなって思ったんですよ。

  • 『まんがタイムきららキャラット』第11巻第9号(2015年9月号)

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