2015年4月8日水曜日

『まんがタイム』2015年5月号

『まんがタイム』2015年5月号、昨日の続きです。

『ノコひけ!工業娘。』、ついにI科の作品展ですよ。さっそくギャラリーをリフォームしようとする、そのアグレッシブさ。これこそがI科らしさなのかも知れませんけど、壁に穴とか床にアンカーとか、ほんと、インテリアの域を超えちゃってないですか? 最後の方で神菜先生もいってましたけど、ほんと、リフォームもそうなら、その他のものもろもろも同様で、けどこの自由さがI科なんでしょうね。相川の母、登場ですよ。うおー、すげー、お姉さんみたい。そして模型が好評。謎をちりばめた!? なんだ、ほんと、変なとこばかり凝ります。男子の机もそう、図面もそう。影が薄いみたいにいわれがちな男子だけど、やっぱり彼らもI科なんだなあ。そして相川、コンペにて優秀賞。おお。大賞100万円には届かなかったけど、よかったではないですか。ええ、相川、成長してます。

『さわらせてっ!あみかさん』、まひろちゃん、大活躍じゃないですか。スマート、座っても立っても細い、という、まさしくあみかの魅力を引き立てるために存在するような子です。いや、でも、ほんと、超可愛い。太め、細め、若干強調気味、両極に魅力を振ったキャラクターふたりで攻めていますというこの姿勢、とてもよいと思うのですね。まひろ、マネキンとしても活躍。可愛い服を着て嬉しいまひろ。可愛い服を着せて嬉しいあみか。ええ、いい関係です。しかしメインはあみかさん。意外と足が速いとか、いろいろ描かれて、そして翌日筋肉痛。まひろに故郷を思い出させるあみかの料理など、とても面白かった。そして最後の脚立も、ああ、ほんと、うん、店長がやるのがいいと思います。

鉄仮面のイブキさん』、うおお、これはいい展開。伊吹さんがポーカーフェース入門とかいう本読んでいて、喜多くんが恐慌状態に陥っていたんですが、ああ、それ、落とし物だったんですね。その持ち主は鬼怒川深白さん。1年6組、喜多くんの知り合い。そして本を届けにいったら、うわー、すごい可愛いお嬢さん。自然な笑顔が魅力的なお嬢さん。黒髪、前髪をパッツンと切り揃えていて、長い髪は左右にふたつに結わえている、その振り返って見せる表情には、一瞬で引き込まれるような輝きがあって、でもこの子、伊吹さんの無表情に憧れてるっていうんですね。だからポーカーフェース入門。伊吹さんの無表情を目の当たりにして、かっこいいと笑顔を輝かせる。ほんと、憧れてるんですね。伊吹さんも鬼怒川さんのこと、気にいった模様。マンツーマンでレッスンしてくれて、というか遊んでるよね。けどその影には、寂しさにうちふるえる相楽さんの姿があった。いやもうほんと、頑張って無表情を保とうとする鬼怒川さんの、けれど抑えられずに見せてしまう笑顔、その喜怒哀楽に、伊吹さんならずとも引き込まれる、そんな思いがするのも当たり前でありますよ。

『うしろでささえちゃん』、こちらも新人物でありますよ。初出勤。新入社員のあまめ君。ちんまりとして、幼なさ感じさせる、なんだか不思議と可愛い子で、緊張、不安もあったけど、ささえちゃんの発する香りでもって元気になった。コーヒーの香り、カフェの香り。あの、髪に顔を埋めるあの様子、針野が涙目。同僚社員も涙目。いや、これ、男が望んじゃいけないものだよ。あまめ、いろいろ困った、そんな子なのかな? 針野のこと、お兄さまと呼ぶ。すかさず針野、注意するも、お兄ちゃんのがよかったです? 針野のいってることが通じていない。ささえちゃんのことはお姉さまなのか。最終的に独特な目線をもつ子というポジションに落ち着いたあまめ。今後もいろいろ活躍してくれそうですよね。

  • 『まんがタイム』第35巻第5号(2015年5月号)

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