『まんがタイムきららキャラット』2014年12月号、発売されました。表紙は『NEW GAME!』、青葉でありますよ。大きく笑顔、それが実に清々しくて、この子のこういう明るさ、素直さ感じさせるところ、本当に素晴しいと思います。フレッシュですよね。背景に背負ったドット絵の青空、星やら剣やらがちりばめられて、それからメッセージウィンドウ。昔のゲーム思わせるアイテムですね。
『NEW GAME!』、そして本編はマスターアップ前夜であります。開発側の人材は、もうほとんどやること終えて、むしろ余裕がある感じ。きっと、こんなことはめったにないんでしょうけどね。八神さんの言葉にも、そうした感じがうかがえます。大変なのはデバッグチームなのかあ。ねねっちが停止バグを見付けてしまう。いや、見付けた方がいいんだよなあ。今のゲームって、携帯機でも据置き機でも、発売後にパッチを当てられるようになってるけど、そうじゃなかった昔とか大変だったろうなあ。さて、ねねっちですよ。正解、とか可愛いですよね。そして青葉と一緒に買い出しに出て、ケロリン大魔王。おかしいなあ。うみこが見事におかしくなってて、めちゃくちゃ面白い。青葉、入社半年にして一つの区切り迎えて、なにか感慨ありますよね。そしてねねっち、これで仕事の区切りですよね。泣いちゃって、いやもう、なんかいいですよね。皆で一緒に乗り越えた、そんな時間が終わってしまうんですね。
『Aチャンネル』、うわー! うわー! ユタカが、ユタカが、やっぱりものすごく可愛い! うわー! うわー! もう扉からクライマックスですよ! そして本編もユタカですよ! 頭に包帯! どうしたの、ユタカ! って、ああ、前髪がパッツンになってしまったのね。って、うわー! うわー! それもめちゃくちゃ可愛いじゃん! パッツン眼鏡ももっとよく見たかった。いいと思います!! 最高です。さて、ナギって演劇部だったっけか。全然覚えちゃいないよ。ナギの調達したカツラでるんそっくりになったりして、トオルの反応が引き起こす周囲の動揺がおかしかった。そうか、ミポリンだけでなくユー子さんもか。そしてその後のユタカとるんちゃんの、あれ。はぁ! ふん! もう、めちゃくちゃ笑いました。どっちがユタカで、どっちがるんちゃんなんだろう。トオルがわからないんだったら、私がわかるわけないですよね。
『まちカドまぞく』、面白いなあ。優子の対魔法少女予算が増えるんですよ。月額120円から500円に! すげえ! およそ4倍だ! って、ほんと厳しい人生を送ってるなあ。誰か助けてあげて欲しい。しかし、優子、いやさシャミ子、友人杏里からも、そして宿敵桃からも、うまいことあしらわれて、駄菓子買い放題だの、フードコートリニューアルだの、さらにはセルフうどんだの、ああ、うどん食べたい。ほんと、シャミ子がちょろくて、ちょろくて、たまりませんでした。可愛いんですよね。健気で、素直で、意思が弱くて、ちょろくて、それでなんか無意味に意気揚々としていて、見ていてなんだか気持ちがいい。桃も、ライバルなのか宿敵なのか、けどシャミ子のこと見守って、いいお友達でいてくれてるようで、そういうところもたまらんのですね。
『社会人から始める異次元ライフ』、ゲストです。ああ、異世界ものなんですね。中学高校にもなれば彼女のひとりもできるだろう。そう思っていたら、まったく自分にはそういう番がまわってこなくて、就職してはや3年、まったくそうした気配もないというのが主人公。ギャルゲーでもなんでも、主人公はおよそ学生と相場が決まっていて、社会人の自分はバッドエンド後なのではないか。すっかりネガティブになっていますが、そんな彼にも大逆転のチャンス!? 次元の歪みに巻き込まれて、異次元に飛ばされちゃうんですね。いつかは帰れることが保証された異次元暮らしのはじまり。彼の周囲には、管理人ポラリスをはじめとして、フェイエル、ノナと美少女ぞろいときたもんだ。ああ、鈴木青年、夢のようだね。ここでなんらか恋などはじまってしまいそうな気配でありますよ。
『たびだより』、新連載です。いや、これ、悪くないですよ。本が好きという女の子アイとクロバトと呼ばれる郵便屋のマト、ふたりの旅の物語ですよ。アイは田舎ものなのか。大きな街にきて、お上りさんですよね、すっかり舞い上がってしまっているんですが、それで自分の財布をすられたことに気付きながらも慌てないのは困ります。住んでたところは、犯罪とかなかったのかな? ともあれ、マトの身体能力かなりのもので、追い掛けて追い詰めて、そして銃で脅す。彼女は、国から国へと郵便物を届けてまわる、国際郵便機構の一員、通称クロバト。なるほど、腕利き、エリートなんですね。そうしたマトの股旅生活。スリの子、おお、女の子ね、この子の手紙を預かって、そしてさらに旅は続く。いい導入だったのではないでしょうか。一緒に旅するアイが、旅で深めた見聞をもとに物語を書く。なるほど、ここにひとつのギミックもありそうですね。
- 『まんがタイムきららキャラット』第10巻第12号(2014年12月号)
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