2014年10月12日日曜日

『まんがタイムジャンボ』2014年11月号

『まんがタイムジャンボ』2014年11月号、昨日の続きです。

『凪くんの不運な棚ぼた』、厄病神が里帰り。二三日で戻りますというんだけど、人の世界と神様の世界じゃ時間の流れ方が違うというんですね。向こうの一日は、こちらでいうところの五年ほどに相当するというんですね。ということは、向こう十年、あるいはそれ以上、厄病神と会えなくなってしまう。追おうとするも、どうすればいいかわからない平太郎に厄病神に会いたいと泣き出す座敷童子。これ、平太郎、なんとかするとかいってますけど、なにをどうするか、そのあてはあるのか? なにか事態打開の秘策に繋がるものなど出てきていたっけか。次回最終回なんだそうですよ。なるほど、クライマックスであります。

『お隣さんゲーム』は、長男、長女の行く末が心配になりますね。蘭子が、最近賢司に会えない、すごく寂しがっていて、しかもどうも避けられてるっぽい? なぜなのか。もう落ち込んじゃって、なにかしたんだろうか、明るく朗らかな人なのに、しかめっ面ですよ。なるほど、先達ての酒の失態、あれを気にしてるのか。かくして賢司に会えず落ち込んだ蘭子、片や蘭子以外には恥も失態も気にならなかった賢司。ふたりともに、相手のことを大切に思っているのに、その気持ちが明確にならない。ああ、もどかしいふたりですね。人生は短いのに。とっとと踏み出さないと、時間ばかりが過ぎていっちゃうよ!

『人魚嬢ルリ』、江頭が拉致されて、ルリの屋敷にて尋問うけるんですよ。執事にメイド。江頭がルリのことを変な目で見ていることを警戒してのことなんですが、なぜなのか、その理由を知られてしまうんですね。江頭にはルリが人魚に見える。かくして童話の人魚姫にて語られていること、ルリもそうなのか? つっこんで聞くことになるのですね。ええと、人魚姫じゃなくて人魚嬢だから、足がかゆい程度ですむのか。ああー、音痴になる程度ですむのか。けれど人に正体を知られたら死んでしまうのは一緒。ただ泡になるのではなくて、泡を吹くのか。かくしてルリ、江頭に気付かれていたと知ってあわや命の危機なのですが、あー、なんか適当に生き返らせる方法があるんだ。これ、いよいよ、なんだかグダグダな展開に突っ込んでいきそうですね。ええ、この漫画はグダグダでこそ面白いと思います。

『事件です!シャーロッ子さま』、文化祭の当日、なんと茂里緒の姿が見えなくなったっていうんですね。どうした、樹莉。なにがあった? 捜索する穂華に潤ですが、気になる情報もあって、なんと主役のドレスも一緒になくなっているらしい……。潤がいいですよね。樹莉はそんなことしない。樹莉はしっかりして利発な子だけど、それでもやっぱり子供なのかも知れません。主役の衣装が破れていた。私じゃない、必死になっていう樹莉が健気で、ちょっとドレスが気になって着てみたら、破れてた、それでよりにもよって逃げちゃったっていうんですね。それを八方丸く収めた穂華、さすがですね。さらにその上、樹莉にとっては不本意な魔女役、それを一気にやる気にさせるっていうんですから、ああ本当に素敵なお姉様ぶりでした。というか、やっぱり樹莉がいいなあ。扉のお姫様スタイルとか、最高だと思う。

  • 『まんがタイムジャンボ』第20巻第11号(2014年11月号)

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