『まんがタイムきららMAX』2014年9月号、昨日の続きです。
『ご注文はうさぎですか?』は、モカお姉ちゃん編の終わりですね。ココアは4兄弟の末っ子で、いろいろ影響されてきた。ああ、なるほどなあ。やたら弁護士いうのは兄、数学も兄、そしてお姉ちゃんはお姉ちゃんからの影響なのかあ。そんなココアの姉離れ。あのちょっと焦ってるココアが可愛くて、やっぱりなんかちょっと、いつもとは違うんですよね。そして、うぇるかむかもーん。ちょっとしたホラーだな、これ。いやほんと、自分のためにいろいろしてくれてたと知って喜ぶモカがいいですよ。けど、一番笑ったのは青山ブルーマウンテン。失敗してしまいましたって! しかし、お姉ちゃん、有能で、皆から愛されて、さすがの一言でした。
『いちごの入ったソーダ水』、うおお、るーちゃんのママがやってきたぞ。夏休みは帰らない、そういう月のことを心配して、わざわざ寮をたずねてきたんですね。で、このお母さん、あれ? すごく可愛い系。なんか印象違うよ? そう思ったら、ああー、今のパパと出会って変わったんだ。なるほど、なんか納得した。るな、姉になる。こひめ、すごく緊張する。そうした様子、すごくよかった。るなのね、まだ見ぬ弟、妹への愛も素晴しい。しかし、それにしても、あのこひめの言葉、よかったなあ。
『アイはぐ!』、ダンスの特訓ですね。レイラが恥ずかしくてうまく踊れない。さらには皐がロボットみたいで、いや、ロボットダンスとかじゃない。ギクシャクしてるの。大変そう。なるほど、今回はこのふたりのエピソードか、そう思ったら、あら、レイラの方ね。お家が空手の道場。祖父にアイドル育成部のことを相談したら、話がはやいはやい。なんと、爺さん、アイドル好きなのか。桜井ゆかりのかなりコアなファンなのか。この空手から、人前で体を動かすことの苦手を克服させていく、そうした流れは自然で、実にいいじゃありませんか。そして皆で夕日に叫んだ言葉、その中にひかりの本音が現れたりして、ええ、皆いろいろ一生懸命なんだ。互いを知って、そして少し強くなる。仲間がいる、それが支えになるんですね。
『ホームメイドヒーローズ』は紅里さんがメインですよ。通学の車内、痴漢に遭遇!? 撃退してみせる! そう思うも、体はついてきてくれなかった。ああ、お姉ちゃん。元気出して? しかしさ、なにがおかしいかといっても、菅部教授ですよ。痴漢、許せぬ! って、それはいいんだけど、あなた悪の組織の幹部じゃないですか。加えて全身タイツの痴漢マン。すげえ、すげえよ。職質不可避だよ。ほんと、このお父さんの目指す悪、その特殊性、いかに人に危害を加えたくないか、そういう善良さがおかしかったです。って、善良な悪ってすごい矛盾じゃないっすか? そして紅里さん、道場に顔を出す。詩さんに稽古つけてもらって、けど、すごい消耗だなあ。これ、道場通い、続けるのかな? さすがにちょっとは絞っていくのかな? 謎です。謎だけど、期待いたしましょう。そして痴漢の真実。ああ、よかった。痴漢にあったお姉さんはいなかったんだ。
『みことの一手』、驚きました。いや、もう、なんといいますか、前回ラストでみことの置かれた状況。対局にあたり、緊張してしまって実力が発揮できそうにないみこと。ここからどう挽回していくんだろう。そう思ってたら、なんと、挽回しない! けど1回戦はあおいの善戦もあって突破。2回戦も、3回戦も! って、この時点で全国出場の目標は達成してるのか。だから、決勝戦では負けてもよかったわけか。ここで、あおいが黒星。大将戦、蛍と華子は熱戦の末に蛍が勝利して、そしてみことはというと、まったくいいところがなかったんですね。善戦どころではない。力を出し切ることもできず、ふわっと気持ちが入らないままに負けた。ああ、この悔しさが全国では力になるのか、バネになるのか。ええ、この一回まるまるを使って、みことに大きな負荷をかけてきました。はたして、みことは自身の問題を打破できるのか。ええ、スロウスタートなだけに、みことには、やきもきさせられっぱなしでありますよ!
『スクール・アーキテクト』、うわあ、すっかりやられました。前回の引き。ああ、今回で謎の世界が決着するのかな。そう思って読んでた。ええ、途中までそうだと思って読んでたんです。ところが、いやもう、びっくりさせられましたよ。もう、作者の狙いどおりってところでしょうよ。コタの決断。しかし、思い通りにはいかなくて、え? これはコタの世界ではないのか。と思えば、ハナの様子が、ハナの様子がおかしいよ! これ、どうなるの? 本当にどうなるの?
- 『まんがタイムきららMAX』第11巻第9号(2014年9月号)
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