2014年7月29日火曜日

『まんがタイムきららキャラット』2014年9月号

『まんがタイムきららキャラット』2014年9月号、昨日の続きです。

ののかノート』、ののか、よく頑張ってるなあ! 今回は姉あやかが合宿、ゆえにののかがひとりでお留守番。いや、そうしたらもう駄目で、けど友達がちゃんと助けにきてくれるんですね。うん、あやか、根回しが素晴しい。あの花火と聞いた時のののかのだらしない顔とかね、もう最高でしたね。頑張ってるののかっていうのはね、あやかと一緒に毎日料理してるとか、そういうのですよ。あやかはののかと一緒に料理できるし、怖ろしいご飯を食べなくてすむし、一石二鳥ですよね。ののかにとっても、いい成長のきっかけになってると思いましたよ。そして叶恵です。もう我慢できない……、って、そっちじゃなくて熱出しちゃってるんですね。ののかがですね、いつも姉がやってくれてる、それがすごく安心できたと、だから同じように叶恵のそばについてるっていうんですね。ほんと、この子、すごくいい。気持ちいいくらいまっすぐで、いやもう、そりゃ神様も花をくださります。そして最後にあやかサイド。雪乃が、雪乃が大変な感じに! けど、この人、結構理性的。ええ、自制ばっちりでした。

フレラジ☆』は山吹薫、この人の進路についてですよ。学校が山吹、先生も山吹、って、姉でもあるのな。父に反対されている演劇の道。進むのか諦めるのか、それで迷ってるみたいなんですね。と、そんな時に、演劇部、主役の代役がまわってくる。ああ、この経験がひとつの後押しになるのだな。と理解したところで、葵の側に話は移って、これは8ミリカメラでよいのかな? うちにこういうのあったなあ。そいつをまわして、いろいろ撮ってる。これ、なにかの振り? だって、洋画の監督来日、アフレコの様子を見にくる? そこで英語できる葵に通訳して欲しいと頼まれるんです。ああ、もしかしてこれは、この葵の映像なり記録なりに向ける気持ち、それがテーマになってきたりする? ええ、なんか彼女らの方向性、いろいろ動いてきている感じでありますよ。

『し、のたまわく』、久しぶりです。テストの点が話題になって、柳、点数が悪かったと落ち込んでいる。けど向井せいあはそれどころでなく悪くって、なので勉強会。三人行、必有我師焉。三人集まれば必ず良い手本と悪い手本がいる。今回の論語ですね。向井からはこれと学べそうなものはない、そう思われたんだけど、けどそうじゃない。ちゃんと見るべきところ、学ぶべきものはあるんだよっていう、ええ、この漫画、論語のもろもろを、教条的にではなく自然と知ることができる、当然キャラクターも生きて、漫画としても面白い。そんなところが実にいい。そう思いましたよ。

あまゆる。』、都会編の決着ですよ。冒頭の、初夢見た? アヤの都会夢にハルのはなしてください。いやもう、これは面白い。アヤ、都会モードでハイになって、ハルをぎゅーってやってるんですね。豪華なお雑煮。マオの種明かしに震え声で抗議するお母さんが可愛いです。そして都会の初詣に驚くアヤ。最高です。お参りして、おみくじ引いて、絵馬かけて。マオとハルの絵馬がね、すごく可愛いの。あれ、読者プレゼントにならんか? それくらいのレベル。ここで、皆、実家へ帰っていくんですね。ハルのいじわるで、都会に放置されるアヤ。素晴しいな、アヤ。最高だな、アヤ。10分間、身動きとれないほどに追い詰められてるのか。けど、ちゃんと助けてもらえてよかったじゃないですか。絶対に離さないとかね、いや、もう、ほんと。最後の先輩につれていかれるハルまで、ずっと面白く、楽しいお正月でした。

  • 『まんがタイムきららキャラット』第10巻第9号(2014年9月号)

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