『任天童子』、これはラッキーでしたよ。昨年度、そんなに熱心に3DSゲームを買ってたつもりはなかったんですが、知らずポイントが貯まっていたんですね。ゴールド会員でした。で、会員特典としてなにかくれるという、その中にあったのがゲームソフト『任天童子』なのであります。どういうゲームかさっぱりわからなくて、なんかカードゲームだっていうから、カードでドラゴンかなんかを召喚して、召喚時効果でBPプラス3000! フラッシュタイミング、スペルカードを使用するっ! とかそいうのなのかな、みたいに思ってたんですけど、全然違いました。先日配信が開始されまして、なんと、カードでバトルじゃなく、カードで探索なのかあ。意外に思わされたのですね。
しかし、これ面白いですよ。カードで探索っていうのは、何歩歩くかを手持ちのカードで指定する、なので目的マスが3マス目にあっても、3進むのカードがないと、2進むと1進むを組み合わせるとかしないといけない。意外に不便で、けれどこの不便が面白いんですね。さらに敵もいる。つかまったらヤバい! けど姿が見えない! なので、プレイヤーキャラが感じる気配、何マス先に敵がいるというのを頼りに敵のいるマスを予測して、そこに札を打ち込むことで可視化するんですね。これ、マインスイーパーの亜種なんですけど、正直、本家のマインスイーパーよりも好みでした。ただただ地雷を探すこと、それが目的ではなくて、探索を進めるために驚異を排除するという手段となったことで、こんなに味わいが違ってくるものなのか! ゲーム性が転換するとはこういうことなのかもなあ、感心しましたよ。
ゲームは面クリア型のターン制カードゲームです。カードゲームというのはちょっと違う気もするんですけどね。フロア内にチェックポイントがあって、チェックしていくことでアイテムが入手できたり、下階層への階段が出現したりする。気配を頼りに敵を回避したり、時には攻撃札で排除しながら、どんどん潜っていって、最終的に三種の神器を揃えるのが目的です。まだ全然進めてないんですけどね。敵もまだ数種しか遭遇してないし。というわけで、まだまだ序盤。何度も低階層をアタックして、小金を稼ぎつつ、その階層の秘宝を収集してるって感じです。
しかし、このゲーム、景品だけあって、任天堂ゲームのパロディというか、要素がたくさんで、そういうのもなんかお祭りっぽくて面白い。さらに主人公の名前が奮っていて、蔵部景品、くらべかげしなって読むんですが、クラブけいひんかあ、最初に景品って書いてかげしなとフリガナがふられてるのを見た時には、やられた! 笑ってしまいましたよ。
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