『まんがタウン』2013年5月号、発売されました。表紙、メインは『新クレヨンしんちゃん』。『映画クレヨンしんちゃん バカうまっ! B級グルメサバイバル!!』の関係でしょう、表紙もB級グルメ、というわけで、焼きそばの皿を手にしたしんのすけであります。これは、しんのすけが屋台の大将でありますね。高く掲げた右手にはしんのすけ柄の本格焼そばソース。ああ、これって本当にあるのか。驚きです。他にアイスクリーム手にした『押しかけ時姫』、『鎌倉ものがたり』のカットもございます。
『押しかけ時姫』、姫がなかなかにとばしていますよ。携帯電話を持つようになった時姫、たびたび海斗に電話してるみたいなんですが、留守電アナウンスの女性の声に嫉妬? とにかく海斗の側にいる女のことが気に食わないんですね。それで学校にまでやってくる。ほんと、可愛いなあ。主だ家臣だといってますけど、なんだかんだ甘えたりして、それが可愛い。城を奪い取った、そう思い込んでる校長には、ばりばりの殺意を向けるわけですが、いや、もう、このあたりも素晴しかったです。海斗のクラスメイト、大内なつきが時姫の家、野々江家と対立する一族の末裔? と判明。いや、別に今は対立しとらんでしょうけど。だんだんに関わりが増えてきて、面白い、ほんと期待できます。
『ぼくの奥さん』、ルイとキャロが町に出て、だんだんにキャロの世界が広がっていくなあ、うんうんよしよし、そう思って見ていたら、ルイ、マーティ兄さんと合流。ルイの手紙を読んで駆け付けてくれたんですね。いい兄貴だなあ。兄、キャロの餌付けにも成功し、そしていけ好かないアルトゥール男爵のことを両親に説明するよう、ルイに水を向けるわけですよ。ええ驚きです。ルイの素直さと、そして両親もなんだかそうと察し疑ってたことに。これは警備隊にて分隊長つとめるマーティ兄さんもまじえての反撃とか、あるのでしょうか。姫のかたきをとって欲しい! 楽しみですよ。
『居間には今外国人がいます。』。海外で暮らしていた三池万希が帰国してみたら、自宅がやたらグローバルになっていた。これからどうなるのか、心配で夜も眠れない、とかいってますけど、めちゃめちゃ熟睡してますよね。しかし、マッキー、ボーイッシュで可愛いですね。ところがマイケルには不評。昔の漫画、というか、ドラマの知識で、私服マッキーに文句をつけるんですね。さて、外国人をたくさん受け入れてる婆ちゃん、この人、いろいろしたたかそうでよいですなあ。けど下宿してる皆も楽しそうだし、充実してるしで、いい下宿ですよね。しかし、まさかの野宿者、テント暮らしまであるとは、驚きの状況です。
『思春機13号』、面白いですよ。今回は単発小ネタが多め、けどテンポなどたいへんよくて、冒頭の「曲がり角でドン」、もうシンプルで大変よい。続くバリアも、空が遠いも、全然オンにならないスイッチも、ほんと、小ネタだけに小気味よく、とんとんとんと進んで、ロボひとみも可愛い。しかしなにがいいかというと、可愛さだけじゃないよノーノー、ちょっとシニカルだったりブラックだったりする、そういう味がよく出ていて素晴しかったです。そして最後、パパのエネルギー。最高です!
- 『まんがタウン』第14巻第5号(2013年5月号)
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