『まんがタイムきららミラク』2013年6月号、先日の続きです。
『Lisa Step!』。葵、水着で校舎をうろつくの巻、です。美兎に注意されて、体じゃなく顔を隠したっていう、なんと自由な人なんでしょう。さてさて、生徒の目も気にしなさい、そう注意した美兎ですが、こちらはこちらで趣味のゲーム、それで生徒とコミュニケーション。そうなんですよね。先生とかはアニメとか見ない、ゲームなんてしない、そんな風に思ったりするところ、実は別にそんなことなくて、あのアニメ見てるよ、このゲームもやってるよ、そうなると妙に親近感強く得たりしますよね。特に美兎先生は真面目そうに見えるから、なおさらそうだったことでしょう。っていうか、生徒より先に進んでるのか。後半は体育祭の種目決め。ああ、次回とか体育祭だったりするのかなあ。いや、そういうイベントは描かれなかったりする? そのあたりどういう見せ方になるものか、楽しみですよ。
『ラブリストリズナー』、連載になったんですね。生徒がポイントにて管理されるアマリリス女学院。そこでほぼポイント全損となってしまったマリナに桜花に蘭。ポイントがなければ、なにもできない。そういう状況下で彼女らはどう立ち回るのか!? そう思ってたら、おおう、蘭は231ポイント、桜花は777ポイントまで回復させていたのか。って、マリナ、10ポイントから減らして7ポイントだ……。この格差、まあマリナ当人も悪いんですが、その格差を嘆く様子など、とても面白かったです。欄外柱の登場人物紹介、そこで現在所有している淑女ポイントが確認できる、それがなんだかいい感じです。さてさて、今回は大浴場。これもポイント制、ポイントがないとまともに入れない。ゆえにマリナは、ほぼ垂直の崖500メートルをロープ頼りに登らねばならず、ポイントに余裕のある蘭、桜花はというと、普通に楽々入場できる。読んでて思うんですが、基本的にいろいろ悪いのは桜花、マリナもあかんのですが、むしろこの子はとばっちり受けてますよね? そんなところもあって、いやもうおかしいですよ。そして彼女らを取り締まる生徒会長雅。この子、結構優しいのね。魔術やら命令絶対尊守の能力やら、いろいろケレンもありまして、それもなかなかにいい味出してる、そう思います。
『暖色タイム』、灰村さん、アパートに憑いてるだけあって、外に出ていけないのか。屋根に上がってみたりして、いろいろ悠々自適に暮らしてる風だったのに、敷地の外に出ていけない、見えない壁があると判明したんですね。本当に出られないのか、いろいろ確かめて、結構灰村さん酷い目にあってますが、ともあれ、出られない。けどそれでも敷地の外に出たい、だからナタネの体を貸せ、無理な注文するんですが、それに応えようとするナタネもたいした人だな。キッカにはいろいろいわれてしまってましたが、それでもナタネは灰村さんの望みを叶えたいと思う。灰村さんのこと、知りたいと思う。ちょっと危うい人、けどそれで灰村さんとの気持ちの繋がり、それが強くなったのかな。なかなかによかったですよ。最後に屋根の上でピクニック、こういうのもよかったですよ。
- 『まんがタイムきららミラク』第2巻第6号(2013年6月号)
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