『まんがタイムきららフォワード』2010年11月号、発売されました。表紙は『空色スクエア。』。読書の秋? 窓辺にて本を読んでいる文香であります。セーラー服、髪には黒のヘアピン? いくつもついていて、それが明るい髪にちょっとしたアクセントとなっています。また、深く青い目に、赤いフレームの眼鏡がいい対照をなしていて、印象的。美しいなと思わされるのでありますね。青の強い、静かな雰囲気のイラスト。涼やかで、たいへん魅力的と感じます。
『はじおつ。』、おお、卯花つかさが帰ってきた! はじめてのおつきあい、である模様です。女子高育ち男子が苦手なヒロイン向日葵は、友人にそそのかされるまま、度胸試しに、よく知りもしない男の子に告白する。って、おおい、それはえらいこと無茶するな。断わられる予定で、しかし通ってしまった! って、そりゃそうだと思う。ちょっと親切にした女の子に付き合ってくださいといわれたら、それもどえらい美少女にいわれたら、誘われるままホイホイとついて行っちゃうに決まってるじゃありませんか。しかしこの漫画は、向日葵が男子苦手なら、告白された男子甲斐悟にしても特に女子得意というわけでない。ものすごくスローな、進むのか進まないのかわからない、そんな状況が面白くなってきそうです。それに加えて、そそのかす女子柊子、また向日葵のことが好きなのか? 向日葵が男子と付き合うことに強烈な拒否感情もよおしているゆりちゃん。こちらの動向もなかなかに面白くなりそうです。
『純真ミラクル100%』、最終回目前、これまでなんとか避けようとしてきた事務所の解体、モクソンの本社移籍でありますが、力及ばず悲しい結果となってしまって、けれどモクソン本人はライブを成功させ、アルバムも長期に売れまた評価もされるようになってきて、ええ、仕事がうまくいっているからこそ、事務所廃業という決定が切なく感じられますね。感情を露にするモクソンに対し、クールに徹する所長。それも親心であるのでしょう。そして、次回フィナーレ。これは、皆のその後が描かれるのか。なんというんだろう、オフィスTの皆が独立して新しく事務所おこしてとかある? なんかそんな予感、いや私がそうなって欲しいと思ってるんだろうな。いろいろ期待してしまうんですね。
『据次タカシの憂鬱』、めちゃくちゃ面白かった。自分の番でもだえるっていう、その描写、展開が最高でした。でもって、エーベルージュの設定、まるっきり忘れてましたよ。そうでした、そうでした。私の中でこうしたネタは、『天秤は花と遊ぶ』に上書きされている模様です。
- 『まんがタイムきららフォワード』第4巻第11号(2010年11月号)
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