『まんがタイムきららキャラット』12月号、昨日の続きであります。いやね、実は昨日の昼の時点で力尽きるに違いないって予測ができていて、いやね、どうも体調が悪いんですよ。喉が痛くってですね、もしかしたらインフルエンザ!? まだ身近に新型インフルエンザに罹患した人はいないのですが、別部署にはすでに何人も出ているらしく、それに学校なんかは休校したりしてるって聞いて、もう本当に時間の問題だなって思っている次第。なので、大事をとって今日は休みにしたのですが、昼まで寝て、いや、午後4時まで寝て、多分大丈夫とあたりをつけて、けどインフルエンザならおそらく明日明後日くらいにがつんとくるんじゃないかな。
といったわけで、ちょっと体調に心配があった。ほんと、この文章をお読みの皆さんも、気をつけてください。
『Aチャンネル』で、るんちゃんがナチュラルにMIXジュースを作っていますが、ドリンクバーを頼んだ時は、私もミックスジュースやってしまいます。全部まぜるのはさすがにあれですけど、二三種類を混ぜるってのはやっちゃうんですよね。だから、これは別にるんはそんなに変じゃないと思います。でも、猫に炭酸はないよなあ。
『ねこみみぴんぐす』が、なんだか妙にシリアス展開? 一年前にさかのぼって、そしてなんだか不穏な関係。プライドがあるために、選ばれなかったことが納得できなくて、意固地になっちゃったんだろうなあ。それが桜。今の副部長。深刻といえるほどの話ではない。けれど、本人には譲れなかったり納得できなかったり、けれどその考えはよくないってこともわかってる。わかってても素直になれないのは、それだけ卓球が彼女の中で大きなウェイトを占めてるからなんでしょうね。なんだかいい話でした。蘭の愚直といってもいいようなアプローチ。その真っ直ぐさもよかったです。でも、なんで突然こんな展開? と思ったら、これが前振りだったというのだから驚きました。大会に参加とのこと。じゃあ、次回から大会編なのかな。楽しみです。
『かためで!』、ゲストです。女子高生が帯刀する世界が舞台。こちらにおける携帯電話のようなポジションにあるらしく、でもなんだかよくわからない。これは、最初にインパクトを与えたいという点ではいいのかも知れないけれど、出落ち的な、一発ネタ的な、そんな印象もあって、だから続くほどに帯刀という設定は重荷になるんじゃないかなあというような印象です。もし、この先、帯刀設定を生かし続けることができたら、すごいと思う。だから、ちょっと期待してみたいと思います。
『ぽっとらっく』は、漫画家兼雑貨屋のお姉さんのお家に下宿することになった娘さん三人の話でした。今回は引っ越しをする。けれど、荷物がぬいぐるみしか届かなかった。といったわけで、メイドの衣装を貰いましたというような回でした。まだプロローグといった感じで、実際に話が動くのは次回なんでしょうか。今回も動きはじめている雰囲気、登場人物の個性を伝えようとするエピソードもあったのだけど、けれどまだ本格始動という感じではありません。だから、次回を楽しみにしたいと思います。
『空の下屋根の中』。おおおお、やめたのか。普通に皆で食事、飲み会なのかと思ったら、歓送会なんじゃないか。バイトを辞めてしまったかなえ。思い切りがいいのか、要領が悪いだけなのか、多分後者なんだろうなあ。ちょっと普通の人と常識が違ってるような娘です。でも、かなえのいうこともわかります。今、生活がなんとかちゃんとできている、そんな状況にあると、やりたいことや、やらねばならないこと、それに向けて踏み出す気持ちが薄れてしまうのは確かにそのとおりなんです。このままずるずる状況を先延ばししててはいけないってわかってても、今の最低ではない状況を捨てられず、時間ばかり過ごしてしまっているうちに、状況はだんだん最低に近付いていくことにもなってしまうんですよね。後先考えずにバイトをやめたことは私も過去にあるけれど、ほんと、むずかしいですね、仕事というか、生活するってことは。貯金が多少あったから、できたのかもしれない。けれど、今はあんなこともうできない。けれどそれではいかんのだろうなあ。やりたい事が仕事になっていない一人として、そう思います。
『ひよぴよえにっき。』、理想的といってもいいのでしょうか、ひとつのストーリーとしてまとまっている、良い回だったと思います。ハロウィンのお面を学校で作ることになった。できあがったお面の、意図しない怖ろしさ。けど、子供の作るのってこういう感じになりやすいですよね。というか、これはスプー的な怖ろしさがあります。あのスプーを描いた人は、子供じゃありませんでしたけど……。
対して、あの可愛くできた方、友達が手伝ったからっていう、その差がまたちーちゃんのお面の味わいを深くしていたと思います。それで、家に帰ってからのこと、はるの反応も面白ければ、またちょっとほのぼのとした気持ちにもさせてくれて、そして最後の自分のお面に驚くっていう展開もとてもよかったです。地味ながらも、この雑誌の中では異色ながらも、安定した面白さ、よさを保って、とてもいい漫画だと思います。
『ふら・ふろ』、食べ物と見せかけてだます。それは、人をちょっと本気にさせてしまう危険な行為だと思います。うん、人は食べ物に関しては、本気にならんではおられないものです。そして、歯医者。実は私は酷い虫歯になったことがなくて、だからこうしてまで歯医者を忌避する気持ちが理解できません。最初の、しみるかな? ってくらいで受診しておけば、ちょいちょいってやって、特に痛みもなく治るもんなんですが、そこで我慢して、我慢して、もうこれ以上悪化したら命に影響するってくらいになって受診するから、治療も大変なことになるんじゃないかなって、いつもいつも思っています。ほんと、初期虫歯だと、削るにしても麻酔なんていらないし、一二回で終わる楽なもんなんですよ。
『アヤシげ?』、ゲストです。見た目に怖い、それで誤解されている女の子。本当は怖がりで、可愛いもの好きっていう、こういう設定ももはや定番になってますね。この漫画では、そこに妖怪を加えて、このお嬢さんと、見た目可愛い妖怪がどういう風に関係していくんだろうという、そこに独特の感じが出るのかな、そうなったらいいなって思いました。
『かんぱけ』、終わりです。ぎゃーっ! 結構好きだったんだけどなあ。あ、終わるのは来月、今回は最終回の一回手前です。タイトルのかんぱけ、その由来が明かされて、放送に使えるカンパケ、完全パッケージを作りなさいという課題に取り組もうという彼女らの様子は悪くなかったと思います。そこで完全オリジナルでないというのは、一種のアマチュアっぽさを感じたりしたのですが、けれど憧れているものがあって、その憧れに近付きたいという気持ち、それが原動力になっていたのだとしたら、こうしたのも不自然とは思わない。でも、この憧れに接近しつつ、それを超えていけたりすると本物になれるのかなって思うから、うん、そういうところにまで展開していってくれることを期待してたんだと思います。
好きな漫画だといいました。だから、やっぱり終わるのは寂しい。残念。けれど、好きだったからこそ、次回を心待ちにしたく思います。
- 『まんがタイムきららキャラット』第5巻第12号(2009年12月号)
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