2009年10月25日日曜日

Creeping lady's-sorrel (retouched), taken with GR DIGITAL

Creeping lady's-sorrel月末恒例となりましたGR Blogトラックバック企画。今月のテーマはレタッチであります。ああ、レタッチ! なんてことでしょう。私はレタッチもトリミングもしない。ただ撮るだけというのを数年やってきて、つまりレタッチに関してはなんの経験の蓄積もない。どうしようか、今回はパスしようかと一度は思ったけれど、まあなんでもチャレンジしてみればいいじゃないか。といったわけで、トラックバック企画 レタッチ に参加します。

参加しようと思えたのは、ちょっとこれは面白いかもと思える写真が撮れたからということもありまして、その写真というのは、冒頭にかかげておりますカタバミです。雨の日の外出、植え込みの下、カタバミに雨の雫がふりかかっておりまして、いいなと思って撮ってきた。左肩には黄色い花もあって、けどここにもピントがあってたらよかったね。などと思うけれど、メインの被写体は葉の表面に玉となっている水であるわけですから、まあ花はこれでいいや。

といったわけでレタッチしてみました。

Creeping lady's-sorrel (retouched)

まずは、トーンカーブで補正。若干全体に暗くしたあと、カーブがS字になるよう、つまりコントラストを強調しました。次いで全体に軽くノイズを加えて、そしてレベル補正でグリーンのガンマを補正して、少し緑が強くなるようにしました。最後にトリミング。これで完成です。

コントラストを強調した以外の修正は、本当に若干量。よく見れば違ってるかな、そんな程度に留めています。私がレタッチをあまり好まないのは、レタッチを続けるうちに、補正がだんだんと過剰になりがちになるからで、そうなると写真の自然さは失われてしまいます。今回のカタバミにしても、レタッチ後の方がぱっと目をひいて印象深いですけど、こんな色のカタバミはないやろと。カリカリすぎて気持ち悪いやろと、そんな風に思うので、過剰なレタッチはやっぱり好きじゃありません。

普段からレタッチするなら、ここまで強調するのではなく、さらっとした、軽いものにとどめるだろうと思います。でも今回は折角の機会ですから、ちょっと思い切ってみました。たまには、こんなのもいいななんて思ったりしています。

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