2009年8月23日日曜日

ユメ・ミル・ココロ

 先日、『浪漫ちっくストライク。』を買いました、なんていってましたけど、ということはつまり、『ユメ・ミル・ココロ』も買っているのです。アニメ『大正野球娘。』のエンディングテーマ曲であります。で、これ、『浪漫ちっくストライク。』とは違う店で買った。いやね、漫画を買いにいった店、CD棚をふと見れば、ブロマイドがついてくるってあったものですから、おお、なんかよくわからないけれど、ブロマイドとやらをもらってみようかのう。そんな気分になったのでした。

で、貰ってみて驚いた。ブロマイドって、歌ってる人のだったのか。歌ってる人、伊藤かな恵。『ユメ・ミル・ココロ』は『大正野球娘。』ED曲のシングルですが、同時に伊藤かな恵のデビューシングルでもあるっていうわけで、つまりそのデビュー盤の特典だったってわけですね。しかし困ったな。ファンだとかなんだとか以前に、私、この人のこと、よく知らないよ。ほんと、どうしよう。飾っとくか。けど、どこに!?

さて、聴いてみての感想。収録されているのは、表題曲である『ユメ・ミル・ココロ』に『セツナラブレター』、『誘惑マーマレード』の三曲です。で、これが結構いいのですよ。三曲ともにセンチメンタルに夢や恋を歌うのですが、けれどそのそれぞれに風合いが違っていて、やるせなさが伝わるような『セツナラブレター』、迷う気持ちに揺れる様子が可愛らしいと感じられる『誘惑マーマレード』。じゃあ『ユメ・ミル・ココロ』はどうなのかといったら、これは結構前向きというか、いろいろ吹っ切って、さあ歩き出そう、そういった伸びやかな感じがあって、聴いてて気持ちいいんですね。ほんと、いい曲ばかり。聴いてると癖になるようなところがある。三曲とも、それぞれに気持ちをくすぐるところがある。そんなところも含めて、気に入ってしまったのでした。

このシングルですが、シングルではあるのだけれど、ミニアルバムって感じでもありまして、それは曲数のこともあります。シングルにはつきもののカラオケ、最近ではInstrumentalなんていったりすることも多いみたいですが、それは『ユメ・ミル・ココロ』だけが入ってて、あとの二曲にはついてこない。カラオケがないからアルバム、なんてこというつもりはないですけど、送り手からすれば、そうした意図があったんじゃないかな。そんな風にも思わせてくれるのですね。

そうそう、ライナーノートでいいのかな? 冊子にある写真、ジャケット写真もそうですけど、車が日産のパオ。懐しい! この車のちょっとクラシカルな雰囲気。ちょっと特別で、けれど大げさとか感じさせない気安さがあるの。伊藤かな恵という人の雰囲気によくあってるなって思って、いい写真だなって思いました。口笛吹いて 夏の風にKissとか思い出したのは、ちょっと内緒です。

コミックス

  • 伊藤伸平『大正野球娘。』第1巻 神楽坂淳原作 (リュウコミックス) 東京:徳間書店,2009年。
  • 伊藤伸平『大正野球娘。』第2巻 神楽坂淳原作 (リュウコミックス) 東京:徳間書店,2009年。
  • 以下続刊

CD

Blu-ray Disc

DVD

PSP

Goods

引用

  • 松本一起『テレポーテーション

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