ああ、もう駄目かも知れないね。買いましたよ、買っちまいましたよ。アニメ『大正野球娘。』の主題歌、『浪漫ちっくストライク。』。毎週放送を待って、見て、ああいいなと思う。この習慣づけのためでしょうか、あるいはより積極的に、放送を楽しみに待つ気持ちが後押しするんでしょうか、なんだか主題歌、好きになっちゃいましてね、それで買ったんです。いやあ、やっぱり好きかも。アップテンポで明るい、伸びやかな印象も嬉しい歌であります。タイトルにもあるけれど、浪漫ちっくストライク、印象深いフレーズが印象的にあらわれて、そしてリフレイン。やっぱり好きかも。ええ、好きなのです。
この歌、最初の印象は、さっきもいいました浪漫ちっくストライク
。このフレーズにあわせられたアニメの、小梅がボールを投げるふりをして、晶子さんが受けようとする、その様子もなかなかに素敵で、なんかいいなと思った。そしてリフレインがいい感じ、これもさっきいったとおりですね。で、こうなると作った人が気になるわけです。作曲者、誰なんだろう。そうしたら、服部隆之ではないですか。そうか、そうなのか、『野球娘。』の音楽は、服部さんの三代目なのか。そうかあ、なんでかちょっとわくわくして、いや、別にファンでもなんでもないんですけど。今、写真拝見しましたら、お父上に似てきましたね。
『浪漫ちっくストライク。』のアレンジが、ちょっと気になったんです。歌の合間にサックスが間の手を入れる。あ、なんかいい感じ。ダンスバンドなんかでありそうな、そんな感じ。聴けばブラス系の楽器が結構活躍していまして、こういうのりは、ちょっと昔の雰囲気を意識したのかな、なんて思いまして、さすが服部隆之、と思ったんだけど、アレンジャーは大久保薫、違う人じゃん! けど、魅力的なアレンジだと思いましたよ。ブラス系の音色があって、弦のピッチカートも小気味よく、こうした要素がごちゃごちゃにならず、うまく推進する感覚を持って、曲を押し支えていくのですね。また、2番になれば、ちょっとアレンジが変わって、トランペットがぐいぐい出てくるの。いいなあ、この感じ。結構、好きなアレンジです。
そして、歌っている人。ええと、四人ですね。鈴川小梅、小笠原晶子、川島乃枝、宗谷雪。これは役名ですが、声優は伊藤かな恵、中原麻衣、植田佳奈、能登麻美子。おお、能登かわいいよ能登の人だ。でも、私はこのアニメが初遭遇。でも、確かにすごく魅力的な声だと思う。で、他の三人は、ええと植田佳奈はわかるよ。『Lの季節2 -invisible memories-』に出てた人。純耶さんだ、って、違うから。そうだ、楢山遥だ。ちょっと背が低くて、理屈っぽくて、三つ編みなのね。でも、眼鏡はかけてない。川島乃枝は眼鏡キャラであるわけですが、しかしこの人はメインキャラだったんだ。ちょっと意外といったら失礼だけど、そうかあ、眼鏡の地位もあがったものだなあ。
主題歌を聴くかぎり、キャラクターが歌っているという感じはあまりなく、というか、ファンの人には申し訳ないのだけれど、どの声がどなたかわからんのです。一番最後のリフレインの歌い出しで、ひとりずつフレーズを分けて歌うところがあるのですけど、多分私たちが
を歌ってるのが能登麻美子さんだと思う。で、残りがわからんのです。クレジット順だとしたら、最後、始まるよ
が能登さん、じゃあ私たちが
は植田さんということになろうかと思われますが、ちょっとわかんない。と、こんな風に極めていいかげんな聴き方をしている私ですが、けれどこの四人が一緒に歌っている、その歌の溌剌として色も鮮やかと感じられるところはすごく気に入っていて、ええ、やっぱりいい歌、やっぱり好きかも、って思っています。
- 神楽坂淳『大正野球娘。』小池定路イラスト (トクマ・ノベルズedge) 東京:徳間書店,2007年。
- 神楽坂淳『大正野球娘。 — 土と埃にまみれます』小池定路イラスト (トクマ・ノベルズedge) 東京:徳間書店,2008年。
- 神楽坂淳『帝都たこ焼き娘。 — 大正野球娘。』小池定路イラスト (トクマ・ノベルズedge) 東京:徳間書店,2009年。
コミックス
- 伊藤伸平『大正野球娘。』第1巻 神楽坂淳原作 (リュウコミックス) 東京:徳間書店,2009年。
- 伊藤伸平『大正野球娘。』第2巻 神楽坂淳原作 (リュウコミックス) 東京:徳間書店,2009年。
- 以下続刊
CD
Blu-ray Disc
DVD
PSP
Goods
引用
- rino『浪漫ちっくストライク。』
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