2008年9月19日金曜日

ニンテンドーDS用タッチペンシルDS

  QMA DSを快適にプレイしたいから、タッチペンを買いました。昨日の記事を要約すれば、すなわちそういうことになるのだろうと思われます。私の買ったタッチペン、スラスラタッチペンは確かに快適性の向上に繋がりました。めでたしめでたし、といかないのが私です。実はまた買った。というか、昨日の時点でもう買っていて、それは記事中においてまったく触れられていないにも関わらず、不自然に紹介されていた、鉛筆を模したタッチペン、タッチペンシルDSであります。しかしなぜこれを買ったのか? 今日はその理由を説明したく思います。

その前に、QMAのタイピングないしは並べ替えについて理解いただいたほうがいいでしょう。QMAにはタイピングといわれる出題形式があるのですが、これは文字通り答えをタイプ入力させるという、実に難度の高い形式であります。そのタイピングは、画面に表示されたソフトウェアキーボードによってなされ、アーケードでは指先で、DS版ではタッチペンで、それぞれ入力しなければなりません。そして同様に並べ替えという形式、これもくせ者です。画面に表示された文字パネルを並べ替えて答えにするという形式。入れ換え元と先をタッチすることでパネルが入れ替わります。

これら形式で重要なのは、まず第一に答がわかるということですが、それに加えて、速やかに正解の文字列にたどり着くことが重要です。QMAでは、回答にもたつくと、正解時の点数が減らされてしまうため、接戦を制するにはスピーディな回答が必要なのです。同正解数なら、早く答えたほうが高得点というわけですね。そのため、QMAプレイヤーは、こともたつきやすい出題形式においては、両手を使って回答することもしばしば。というか、アーケードでは大抵の人が両手使いだったりします。

アーケードは広い画面にゆったりと配置されたキーボード、DSは小さな画面に窮屈に押し込められたキーボード、さすがにQMA DSで両手タイプする人間はいないだろう。そう思っていたら、なんといました。それも身近にいました。あ、あの小さなキーボードを二刀流で打てるんだ……。衝撃でした。人の可能性は無限だ。そう思っていたら、他にも割といらっしゃるようですね。そうか、出来る人は結構いるんだ。

だったら、私もやったろうじゃんよ!

こうして、二本目のタッチペンを購入することとなったのでした。

けど、同じペンを買うというのもつまらないでしょう? だから、今度は毛色の違うものを欲しいと思ったのですね。まず候補に上がったのは、ニンテンドーDS Lite専用 ストレッチタッチペンLite。ロッドアンテナよろしく伸縮する金属のボディがシャープで、持ち運びにも便利そう。でも、軸が細いのはちょっとな。

次に心揺れたのは、タッチペンノックというものでした。見た目非常にシンプルなノック式タッチペンです。おそらくこれは可もなし不可もなし、普通のペン感覚で使えるだろうと予想されて、じゃあ今回は外そう。普通のタッチペンはもうあるから、もうちょっと癖のある方がいい。

そうした結果、選ばれたのがタッチペンシルDS。見た目そのまま鉛筆、どっからどう見ても鉛筆。いっそすがすがしいほど鉛筆です。私が買ったのは緑軸。やっぱり、鉛筆といえば緑の塗装が思い浮かびます。そして、コナミスタイルでQMA DSを買うと付いてきた特典、鉛筆そっくりの外観でマジックアカデミーの校章が刻印されたオフィシャルアイテムてのは、こいつじゃないのかい? こいつからNintendo DSのロゴを抜いて、かわりにアカデミーの校章をプリントしたんじゃないのかい? この想像は、がぜんこの鉛筆タッチペン購入の意欲を高めましたね。オフィシャル品じゃないんだ、類似品なんだ、そのバッタ感がたまらなく私の心をくすぐって、これは買わねばと思わせたのですね。

我ながら、ひねくれてるとは思っています。

けど、この鉛筆タッチペン、思ったより短くて、また軽いものだから、ちょっと使いにくかったりします。手の小さい、子供や女性なら丁度いいのかも。でも、私にはちょっと小さすぎると思われました。また、軸が六角形だから持ちやすいのではないかと思ったんですが、これも思ったほどじゃない。私にはあんまり向かない、そんなペンでした。

なので、これは左手用のペンにしました。六角軸は、正しい鉛筆の持ち方を学ぶにはうってつけだなんていうでしょう。だから、普段ペンなんて持たない左手のためにはよいのではないか。そう考えて、それに軽いから負担が少なそう。かくして、右手にスラスラタッチペン、左手にはタッチペンシルを持って、ごちゃごちゃやっています。けど、両手でタイピングなんてちょっと無理よ? 頭がついていかないし、不器用な左手の制御でいっぱいいっぱいです。

それと、昨日の記事の訂正。Parkerのスタイラス付きマルチペンは、Insigniaではなくて、Executiveでした。危なかった。普通のマルチペンを買ってしまうところでした、といいたいが欲しかったのはEspritだったんですけどね。

引用

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

DSのスタイラス二刀流ですが、一応その方が決まれば速いという程度で、やはり非利き手は精度が悪いです。まだまだミスタッチだらけ。
これを手の精度ではなく道具のせいにして、プラスチックの爪楊枝のような細い棒っきれ(ひどい言い様だ)からなにか別のスタイラスに換えてみようかなぁ、なんて思っていたり。

実用性を考えるとマルチペン+スタイラスリフィルになるんでしょうね、やっぱり…

matsuyuki さんのコメント...

やはり、利き手でないとミスしやすいんですね。安心しました。私は、左手はア行カ行あたりを補助してもらうだけにしました。まあ必要に応じて、タ行あたりにまで進出してもらいますが。

両手でタイピングするメリットは、最後のOKまでの距離を無視できるところだと思います。あと、濁点半濁点の往復とかですかね。両手ペン持ちにする前は、右手の小指爪側でOK押すことさえありました。だって、時間が足りないんだ!

タッチペンは、付属のものよりも、ある程度の長さ、太さのあるものの方が使いやすくていいです。多分、QMA以外のゲームをする時も、タッチペンはボールペンタイプのものを使うと思います。

実用性を考えると、やっぱりマルチペンでしょうね。でも、出先でQMAはしないだろうし、うちに置いておくのなら、シンプルなタッチペンで充分だと思っています。

マルチペンでスタイラスといえば、シャーボXがよさそうです。自分で芯の組み合わせが選べるのですが、ゼブラ非純正のスタイラスを搭載することで、スタイラスペンにもなるという優れもの。

でも私はボールペンはあんまり使わないので、シャーボを買うことはなさそうです。残念。あんなに面白そうなのに!