2007年5月2日水曜日

Wi-Fi USB アダプタ 2

 えっと、このタイミングでこの商品が出てくるってことがすべてを物語ってると思います。昨日いっておりました、DellのInspiron 6000を無線LANアクセスポイントにするという計画ですが、見事に失敗したことをここにお伝えします。いやね、ルーティングがどうとか心配してましたけど、そこまでいけませんでした。Inspiron内蔵の無線LANはアクセスポイントとしては使えないみたいなんですね。アドホックモードでさえ動作せず、なのでルータ云々という予習は見事に無駄となったのでした。というわけで、悔しいので、Wi-Fi USBコネクタを買いにゲーム店にいきまして、そうしたら任天堂純正品がなかったので、そのかわりといっちゃあなんですが、サードパーティ製のアダプタを買ってきました。それがWi-Fi USB アダプタ 2。ゲームテックから出ている商品ですが、中身はプラネックス(GW-US54Mini2)です。

で、いきなりではありますが、ネットワークの知識がない人は買ってはいけません、これ。確かに結果的に無線アクセスポイントとして使えますが、けど説明書の記載どおりにやっても無理。インストール後、タスクトレイから右クリックでメニューを読み出し、Switch to AP Modeまではいいですよ。問題はその後。WAN側のポートを指定せよといわれるんですが、もちろんWANに直で繋がってるポートなんてないわけですよ。そのため、説明書どおりに設定することができません。プライベートIPを持っているポートは拒否されてしまうんですね。

参ったなあ、ここでルーティングかよと思って、とりあえず手でIPをGW-US54Mini2にふってやりまして、けどルーティングするまでのこともないかもと思い至って、昨日、ばたばたとコンピュータと格闘しているときに見付けたブリッジの構成ってやつを試してみて、つまり同一のネットワークを繋ごうというわけです。ブリッジを試すまでの時点でDSはアクセスポイントを見付けることができていて、ただしIPが取得できませんという状況だったので手でIPをふってあります。この状態で接続成功。次いで、IP自動取得を試して成功。そんなわけで、ようやくWi-Fi対戦をできる環境が整ったのでした。

なお、最初からブリッジしてやれば、IPまわりはDHCPまかせでよかったみたいです。しかし、このへんをちゃんとフォローしてないのは、製品としてはまずいのではないかと思います。それも、ネットワーク機器としてよりもゲーム周辺機器色を強めて出している商品でこれというのは、ちょっとなあ。まずいんじゃないかと思います。

もし、あなたがコンピュータに明るくないなら、これじゃなくて任天堂純正のWi-Fi USBコネクタを買うべきです。もしあなたがネットワークに詳しいなら、これじゃなくてPLANEX Wi-Fi USBアダプタ GW-US54Mini2を買うほうがずっといいでしょう。

だってさ、同じ商品なのに4,200円もするんだぜ。これ、PLANEXだと2,550円だもんなあ。いやあ、ほんま、これは買うべきじゃないよ。いや、マジで。こりゃあ駄目だよ。

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