2007年5月14日月曜日

ミラクルケース

突然ですが、ギター買いました。アストリアスプレリュード。表板が杉のモデル。サイド及びバックはスプルース、マホガニー、スプルースの三層合板。指板はインディアンローズウッドで、塗装はウレタン。まあ普及価格帯のエントリーモデルといっていいんじゃないかと思います。というか、十万超える楽器を指して普及価格帯やらエントリーやら、私もえらく感覚が変わっちまったもんだと思います。最初買ったギターなんて、定価3万5千円だもんなあ。えらく変わったもんですよ、ほんと。

で、ギター買ってきたのはいいんですが、なにしろこのギターにはケースが付属しないから、なんか適当に見繕う必要があったのです。正直、ここで私はケースに余計に費用をかけたくないから、この店で一番安いハードケースはどんなですか、と聞いたら八千円弱のが出てきまして、これ樹脂製。最近のケースは木製じゃないんですね。昔はギターケースといえば木製の、堅いは重いはってのが定番だったんですが、最近は廉価品でも軽くできているようです。

と思って持ったら重いのなんのって。参りました。それ持って、最寄り駅からうちまで歩いて、そしたら手がくたくたでもうどうしようもありません。こりゃ駄目だ。すっかり鈍っているのかなんなのか、こうした重いケースを持つには今の私はあまりに非力にできているみたいです。

でも、このへんは織り込み済みでした。実は私は、クラシック系のギターケースに関してはひとついいのを持っているのですよ。それは、スーパーライトケースとの呼び声も高い、ミラクルケース。実際、これはかなりのもんですよ。ケース重量1.8kgだそうですね。ギター入れたら3kgくらいかなあ。羽のように軽いとまではさすがにいいませんが、けれど私はこれ以上に軽いケースを知りません。一時期は毎日これをもって職場自宅を往復していましたけど、特段疲れやなんかはみられず、やっぱり軽さには大きな価値があると思ったものでした。

このケース、定価で三万円近くします。だから、今日買ってきた廉価なケースに比べて約三倍の価格なんですが、価格応分の品だと思いますよ。正直、今日ちょっと重いケース持って歩いてみて、ミラクルケースの素晴らしさを思い知りました。本当。ギターを弾く前に疲れるようではいけないと、そんな当たり前のことを思ったらミラクルケースの買い時かなあと思います。

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