2005年10月2日日曜日

コンコルド和仏辞典

私はベルギー人のお嬢さんとネットで文通なんぞやってるもんだから、折りに触れて仏文したためることがあるのですが、これがもうなんといったらいいか、外国語の苦手な私には大事業なのです。けど、せっかくの機会ですから頑張って仏文書くんですね。内容はといえば、学校のこととか、日本の漫画やアニメのこととか、けど、こういうことを書くのって実はとっても難しい。共有する語彙の問題もありますし、そもそもそうした仏文に親しんでこなかったために、書きようがよくわからないのです。

だから、私は少ない語彙や発想を振り絞って、仏文に取り組んで、そんなときに力になってくれるのはやっぱり和仏辞典であると思います。

簡単な、それこそ覚えのあるものを書くのだったら、和仏辞典はそれほど重要じゃないんです。仏和で該当の単語を引いて、それで直接書いちゃえばいい。実は、こういうスタンスにまで持っていけないと、仏作文というのはできないと思うんです。だってこれって仏語的な発想ができているということですからね。けど、私は日本にすっかり根を下ろしてしまっていますから、フランス人の発想なんてのはないわけで、だからそういうときは和仏辞典に頼らざるを得ません。

私の使っている和仏辞典は『コンコルド和仏辞典』だけです。実はもう数冊買う予定だったのですが、なにぶん和仏辞典は高くて、それで手が出ないまま今に至ります。『コンコルド』で足りない場合は、オックスフォードの辞書があるから、和英→英仏というプロセスをたどります。和英辞典は二冊ありますから、まあなんとか対処できるかな……。いや、結局は訳しきれず、断念することもたくさんあるんですけどね。

以前、ドイツ人が日本語で書き込んだ掲示板のログを読んだことがあります。その文章は、やはりネイティブじゃないからちょっとおかしなところがあるんですが、それでもびっくりするくらいにしっかりした日本語で、私は驚きました、感心しました。ですが、読んでいくとなかなかぎょっとさせる表現がありまして、それはなんというか、やたら古風だったりするんですよ。……なのではありますまいかなんてのが出てくるんですね。

これ、多分、彼の使っている独和辞典にそういう表現が載っているんでしょうね。いや、間違いじゃないです。ちゃんとした日本語です。けど、あんまり使わなくなった日本語ですよね。

私が怖れるのはそこであったりします。私はきっとフランス語でありますまいかなんてやってるに違いなく、けど、私にはその変さがわからない。だから、ベルギーのお花ちゃんは、私のフランス語見て面白がってるかも知れませんね。

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