2005年8月13日土曜日

We Can Work It Out

 燦然と輝くロック界の金字塔、ザ・ビートルズ。もちろん私もビートルズは好きで、聴いたりもしますし、歌ったりもします。ビートルズの人気、曲の浸透度は説明する必要もないほどで、もはや環境といってよいでしょう。彼らの曲がパブリックドメインに移行した暁には、きっと素晴らしいカバーが次々と現れるはずで、ですがおそらく私はその日に立ち会うことはできないでしょう。残念なことです。

ビートルズの曲でなにが好きかと問われたら、私はなんと答えればいいでしょう。Blackbirdが好きです。Norwegian WoodI Am The WalrusStrawberry Fields Foreverも……。いやいやここに数え上げられるものではありません、私にはあまりに好きな曲が多すぎるのです。そして、今日ふと思いついて歌ってみた歌、We Can Work It Outも、そうした好きな曲の一曲であります。

We Can Work It Out、日本語タイトルは『恋を抱きしめよう』でした。この曲の人気は、Amazonあたりで曲名検索してみればわかるでしょう。We Can Work It Outでの検索結果が155件、『恋を抱きしめよう』での検索結果で100件。事前に予測されたことではありましたが、正直多すぎます。はっきりいって、この結果からリストを作成するだけで疲れ果てて、なにを書こうと思っていたのか忘れてしまいました……。

私がWe Can Work It Outを好きになったのは、そのわかりやすいメッセージに突き動かされてでした。自分たちにはそれができるというタイトルの前向きさ。シンコペーションも明るく朗らかなフレーズがWe Can Work It Outを二度繰り返して閉じられたと思うと、一転して重々しく四分を刻むLife is very short。この落差に私はやられました。

タイトルも歌詞も曲順も確かめず、ただただ聴くばかりの私でありますが、いつしかこの曲が流れてくるのを心待ちにするようになりました。タイトルを確かめて、歌詞もちゃんと調べてみて、いい歌じゃないか。そして私は、いつか歌いたくなる日のために楽譜を用意したのでした。

自分でも歌ってみて、この歌はやっぱりよい歌だと思います。メロディはもうすっかり覚えてしまっていますから、とりあえず次はコードを覚えて、そして歌詞を覚えて、いつでもどこでも歌えるレパートリーにしたいと思います。どこで、いつ歌うことになるかはまったくわからずですが、けれど心にとどめておきたい歌です。

Paul McCartney

Stevie Wonder

Omnibus

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