昨日のお出かけは漫画の会(SUPER COMIC CITY 関西11)でありまして、実はサークル入場。オリジナルグッズカテゴリーで、商品知識のない売り子をやっておりました。ま、私のことはどうでもいいねん。私の目当てのジャンルは創作一般、オリジナルグッズ。一年半ほど通ってわかってきた私の好みはというと、紀行である模様です。香港紀行とかフランス紀行、イギリス紀行ほか、いろいろ紀行本がそろってきまして、今回私の見つけた紀行はというと、ああ、あの愛しのイタリア。イタリア紀行本でありました。
漫画の会のいいところはというと、読者と著者の距離が近いというところでしょう。イタリア紀行本の著者と簡単に情報交換。イタリア一週間で十五万円を割る旅費は魅力的です! ああ、なんだか私もまた旅に出たくなりましたよ。それも、ヨーロッパ。ああ、旅行したいなあ — 。
と、ここにきて私は俄然旅行モードなのであります。
私には、旅行モードに入ると必ず引っ張り出してくる本があるのですが、これが千里唱子の『暇さえあれば旅行したい!』。実際、この人の旅行に対する情熱はものすごいようで、一時期はほぼ毎月行っていた
とのこと。その行き先も堂に入っている。アジア、アフリカ、ヨーロッパ、南北アメリカ、オーストラリアと、あと南極に行けば六大陸制覇といった勢い。私みたいな好き嫌いはないんですね。
他人の紀行文を読む楽しさというのは、自分とは違う感性でもって、違うところを違うように見るところにあるのだと思います。同じものを見ても、まったく同じところは見ていない。大きく場の雰囲気を楽しむ人もいれば、細部に心をときめかす人もいて、あるいは歴史方面に心をはせる、 — 人それぞれの見方がまた楽しいものです。
思えば、ヒロポン(千里唱子のこと)の視点は、私にはあっていたのでしょうね。読んでいて面白くて、ああ、旅に出たいようと思うんです。そもそも私の手帳にはいつも旅立ちとメモしてある
んです。行くというきっかけさえそろえば、いつでも旅立てます。
なので、私は今旅行したいモードのまっただ中。フランスにするかベルギーにするか、あるいはほかにはどこがいいかな、と構想だけは盛り上がり中……。
- 千里唱子『暇さえあれば旅行したい! — 保存版・旅行にいこーらす』第1巻 (ヤングユーコミックス) 東京:集英社,1998年。
- 千里唱子『暇さえあれば旅行したい! — 保存版・旅行にいこーらす』第2巻 (ヤングユーコミックス) 東京:集英社,2001年。
引用
- 千里唱子『暇さえあれば旅行したい! — 保存版・旅行にいこーらす』第1巻 (東京:集英社,1998年),6頁。
- 中島みゆき『with』 ポニーキャニオン PCCA-00558,CD【Singles II】
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