『まんがホーム』2026年5月号、発売されました。表紙は『孔明のヨメ。』。今回のテーマ、世界の衣装? ということで、孔明に月英のふたりはスペインなんでしょうか、黒地に豪華な刺繍が目を引く衣装に身を包み、シックながらも華やかさふりまいておりますよ。『ごちそうさまは二丁目で』は、これはスコットランドのキルトですね。がっしりとたくましい男性ふたりが身を包むはタータンチェックのキルト。これがまあかっこいいのですよ。いや、ほんとに魅力的。アクリルスタンドとか作ればよいのです。『スター・それから・モンスター!』はアラビアあたりの衣装でしょうか。ベリーダンスとか似合いそう。これもまた素敵なのですね。
今月は新連載が1本です。
『津軽娘と17センチの雪解け』
社長の気まぐれ? フルリモート勤務の実績を作るため東京から青森に異動させられるとか、社員にとってはたまったものではない仕打ち。かくして大野高翔は新幹線でひとり青森に向かうことになったのでした。
時期は冬。駅にアパートの大家さんが迎えにきてくれているはずが、体調不良で代理で孫娘がきてくれました。改札口にて待つは、雰囲気も凛々しいお嬢さん。かわいい! と気をよくして挨拶しようと近づけば、気になるのはその背丈。もしかして、180cm? 大野の身長が163cm。タイトルにいう17cmというのは大野との身長差なのでしょうか。
低身長にコンプレックスを持つ大野です。そのお嬢さん、棟方涼香にコンプレックス刺激されて、でもあんまりじろじろ見たりしたら失礼ですよ?
駅から一歩出れば、ひどい風。吹き降りの雪にすっかり翻弄されて、大野はもうくじけそう? でも、せっかくきてくれたんだから、青森のことを好きになってほしいといってくれた涼香に、なんだか心動かされて、ああ、この人、ちょろいのかな? などと思ったりもさせられたのでした。
大野の最初の青森体験は、大きなプラスコップを手にしての雪かき。青森では、雪かきしない若者に人権はない。実際、お年寄りも大変な苦労して雪かきなさってるみたいだものなあ。雪かきしないと玄関が埋まる。悪くすると重みで家が潰れる。東京とはまるで違う環境。そこに運動不足、睡眠不足がたたって倒れかける大野に、休んでいくよう進言する涼香。ここでもやっぱり心ぐらぐら動かして、ああ、やっぱり大野はちょろいんだな!
ほんと、この人、大丈夫なのかな。いろいろ心配にさせられますよ。
『孔明のヨメ。』
劉備に貝毒を盛ったもの。それはやはり周知の周瑜でありました。劉備を足止めし、その隙に劉備の軍を率い益州を攻略するつもりでいた。しかしその思惑は外れ、また自分の策を孫権が採用しなかったことにもショックを受ける。矢傷がたたり、健康不安を抱える周瑜は、それゆえに焦っている。その焦りが悪い結果をもたらさなければいいのですが、などとかなわぬことを思うのでありました。
劉備サイドは、孔明の心の動きなど、いったん落ち着きつつも、事態を楽観視するには不審なできごとが多すぎる。なかなかに気苦労は続くのですが、この孔明の疑問が晴れるときは近づきつつある? そしてそれは、孫権と周瑜、ふたりの友情の厚さが描かれたことで、その先に訪れる霹靂を、その鳴動を予感させて、読み手である私もまた落ち着かないのです。
『はなまるゲーセン飯!!』
今回のゲーセン飯は、暑くなってきた時期に嬉しい濃い味、塩気のあるおかずでありますよ。
それは、ぼだっこ。聞いたことあります。日の丸弁当の梅干しみたいなバランスでご飯に乗せられてる塩鮭ですよね。秋田の名物。あまりのあまりの塩辛さ。ちょびっと食べただけで、大量のご飯が消える。
まさにそのご飯泥棒っぷりが描かれた今回なのでした。
しかし、実際どれほどのものなんでしょうね。ぜひ一度食べてみたいものですが、関西でも普通に買えるものなのでしょうか。やっぱり通販かな。ほんと、こうして興味をそそる地方の名産品。この漫画だと毎回そんな感じですが、見てるだけ、読んでるだけではものたりなくなってくる。ええ、やっぱりその語られているものに触れたくなってくるんですよね。
- 『まんがホーム』第40巻第5号(2026年5月号)
『まんがタイムきららキャラット』2026年5月号、
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