『押しかけギャルの中村さん』、第81話を読みました。
『押しかけギャルの中村さん』
ついにこの時が訪れたというべきか、あるいはようやく!? ともあれ、秋山の悲願が成就ですよ!
高級ホテルでの宿泊に、なにかしらのサプライズをと考えた秋山さん。手紙に思いを託すも、自分が海にはまって転ぶといいうバッドアクシデントによるサプライズを発生させて意気消沈。情けなさにくじけそうになりながら、それでも自分の気持ちを素直に伝えることができた。
でも、カリンの返事、うん、というのはどういうこと?
いや、受け入れてくれたんじゃん! といえるのは神の視点を預かる読者だからこそいえることですよね。当事者秋山、しかもやらかした直後の彼にとっては自信なんて木っ端微塵。受け入れてくれたうんなのか、はいはいわかったからのうんなのか、はっきりこうと判別できるもんじゃありませんよね。
ホテルに戻ってからのカリンはいつものようにほがらかで、高級ホテルのアメニティに超ごきげん。秋山のこと心配してくれて、さあ寝ようかとなってベッドがひとつだけ問題が勃発。自分がソファで寝るの応酬ののちに、一緒にベッドを使うことになって、うわあ、寝入ろうとする秋山さん、美少年……。
ここでカリンが、秋山にはっきりと自分の気持ちを伝えることになるのですね。秋山の気持ちを知っていた。思わぬ言葉にムキになっちゃう秋山だけど、軽くやりあっても、もう今さらなふたり。情けないとこ、かっこ悪いところ、互いにこれでもかと見てきた。それでも秋山は自分のことを好きでいてくれるのでしょう? そしてそれは自分も同じなんだと、ああ、ここにふたりの思いは通じるのですね。
劇中の時間にして1年間。それが長かったのが短かったのか、それは私にはわからないけれど、あの時間があって醸成された感情というものもありましょう。感慨深い。真摯におつきあいを申し込む秋山。それを受け入れるカリン。
そのあとはやっぱりといっていいのか、ちょっとしまらないいつものふたりに戻るのですけど、それがまたよかったんですね。
秋山の水没した手紙。転倒しながらも救い出された手紙。その行方もまたよくて、ああ、これ、カリンにとっては一生の宝物なんじゃないですか? この旅行でのいろいろも含めて、今後絶対忘れられることのない、そんなかけがえのない思い出になるのだと、誰もが信じてうたがわない。ええ、本当、いい旅行、ひとつの区切り、新たな関係への一歩。素敵なエピソードでした。


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