2026年1月25日日曜日

『まんがタイムきららフォワード』2026年3月号

 『まんがタイムきららフォワード』2026年3月号、一昨日の続きです。

『花唄メモワール』

そのふるまいの軽はずみさを女将から見咎めらて、行儀作法を学ぶため、舞の稽古に送り出されてしまった梅。藤野とともに稽古にはげむのですが、なにをやってもうまくいかん! と、才能のなさに打ちひしがれる。って、はやいよ! なんでも初日に才能うんぬんいえるほど、なにか片鱗が出てきたりなんかしませんって!

今回の話、藤野との交流。仲をより深めて、そして梅にとって藤野のしあわせがどれほど大切か、それを伝える、そういうのかと思ったら、なんだか微妙に不穏さが!

花瀧屋の皆で眺める夜桜の美しさ。その席で、梅が発した言葉、花瀧屋の庭といえば桜に紅葉。けれど大正の花瀧屋にはまだ紅葉がないのか! からの、藤野と眺める月下の湯の滝。松の木に石を乗っけたら願いが叶うといういいつたえを藤野に聞いたら、知らない模様。ということは、これも後からできた話なのか!

未来人、梅の大正にはないものごとを語る場面が多く描かれる不穏に、さらに梅が藤野のしあわせのためにここにきたという言葉が、逆に藤野の不安を誘う。はじめて梅がここにきたときのこと。そして湯の滝から現れた梅。さらには、湯の滝に消え、4時間後にふたたび現れた梅。

それらが語る梅の秘密。もし梅が滝の湯に連れていかれたらと思いつめる様子の藤野に、ああ、この子の命運を変えることはかなわないのかと思わされて、さあ、ここからどうする、どうなるか。いずれ梅は令和の世に帰るだろう。となれば藤野の選択は!?

不穏、不穏なのです!

『しゅがー・みーつ・がーる!』

修学旅行にて長崎を満喫する美都と甘那たち一行。長崎の食文化をテーマに調べる。そういう名目がありますから、しょっぱなから長崎ちゃんぽんと洒落込みますよ!

でも、美都はリコと渚を前にして、ちょっとおすまし、猫かぶり? いつもより食を細めになさって、そうした様子に甘那は少々思うところがあるようですよ。

気を使っているんですね。甘那、リコ、渚の仲よしに割り込んでる。それで足が痛くなっても、がまんしていた美都を見兼ねて、手を差し伸べる甘那ですよ。これ以上迷惑をかけられないと、申し出を断わる美都を前に、きょとんとする皆がいいですよね。3人とも、なにも迷惑だなんて思ってない。でも、このイベントが吉と出ましたね。リコも渚も、美都に甘えちゃってたって。気を使わず、疲れたときには休もう。

ここに4人、すっかり打ち解けることができたのですね。

そのとき、皆で食べたふわふわのカステラ。甘いものが好きな甘那にはもうマストでしょう。しかし、美都は甘味が苦手なはず。甘那は心配するも、美都、苦手と思いつつもその味に思うところがある。甘那の喜ぶ顔が見たいと思った。その気持ちを優しく包む甘さ。

ああ、それは恋だよ!

これまで、記念写真撮るときに、美都が撮影係やってて、4人で撮ってないの気になってたんですよね。でももうそんなこと気にすることない。遠慮なしの関係だって、4人並んで一緒に写る。ああ、その情景のなんと美しく優しげなることか。

この旅行。美都にとって転機となる、そんな機会となりましたね。そして、この子にとってもっと嬉しい、喜ばしい時間が増えてくれればいいと思う、そんなラストに釣り込まれるようにして気持ち緩ませたのでした。

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