『まんがタイムきららMAX』2014年4月号、昨日の続きです。
『きんいろモザイク』、久世橋先生の回ですよ。やっとこさ、教師としてちょっと自信を持てるようになってきた。そういうのですが、古文を教えて欲しいとアリスに請われて、その自信が揺らぐんですね。そして烏丸先生登場。なるほどふたつ差。ふたりともにこの学校の卒業生で、つまりふたりは一緒に通ってた時期があったっていうんですね。今も持ち歩いている烏丸先生の写真に思い出される学生時代。ああ、15歳の久世橋先生も可愛いじゃありませんか。烏丸先生はまだ眼鏡をかけてなくて、でも雰囲気はそれっぽい。知らず烏丸先生は、久世橋先生をはげましていたんですね。その思い出の中のふたり。実に素敵でした。
『彼氏ってどこに行ったら買えますの!?』、護の家ですき焼きパーティなんだそうですが、なるほど、お肉屋さんなのね。ほたるのまさかの世間知らず発言。けどそれを指摘されても慌てないところ、これがこの人の余裕なんでしょうなあ。だって、亜梨香はそうじゃないっぽいですよ? いろいろ気がつくほたる。料理なども学んでいて、ええ、しっかりしたお家とお見受けしますよ。しかし今回の見どころは護の姉ですよ。結婚したんだそうで、そして取り乱す亜梨香。めちゃくちゃ面白い。あの姉って! あの姉。どんな姉なんだ。落ち着かせるための乳酸菌、それをほたるが与えるんですけど、まるで野生の動物だな。ほんと面白かったです。そして亜梨香にあーん。文鳥みたいって、ほんと、最後まで面白かったですよ。
『そよ風テイクオフ』、連載になってきましたね。人力飛行機を作って飛ぼうとする女の子たちの活動を描いた漫画。なるほど、芝浦工業大学のTeam Birdman Trialに取材しているとありまして、なるほど、これは期待がさらに膨らみますよ。今回は飛行機についての基礎が紹介されて、レイノルズ数っていうのは聞いたことなかったのですが、揚力と重力、推力と抗力、それらの拮抗、バランスが飛行機の飛行にはかかってきてるんだなあ。わかりやすい説明でした。翼のかたちの重要性。翼端渦の話など、ええ、これらは自分も聞いたことあります。こうした基礎的な知識をわかりやすく紹介して、そしてキャラクターの魅力を押し出すべく動かして、ええ、話が進むほどによくなりそうに感じさせます。けど、あのラジコン飛行機、あれ、いきなり初心者にまかせるとか、度胸あるなあ! 絶対落ちるって! 自分はフライトシミュレータで着陸できたためしがありませんからな。けど、それでも飛行機を飛ばす面白さなど感じさせて、よかったと思いますよ。是非頑張って、その魅力を高めて欲しいと思います。
『ハナイロ』も連載ですね。人間の世界に修行にやってきた魔女三人。彼女らの働いている店が新聞に取り上げられて、なるほど、この店って人気なんですね。美少女の働く店、というだけでなく、その女の子たちが5年周期でがらりと入れ替わる。なるほど、よくよく知られてるっていうんですね。けどこうして有名になって、そのわりには店は地味。なんとか飾り立ててみよう、皆いろいろ頑張ってみるんだけど、沙里のセンスが残念で、見た目は大人の雰囲気、儚げな美少女だっていうのに、そのギャップ。すごい落ち担当でした。そして花魔法。マリーゴールドの花言葉、予言の魔法を使って、お金ばいばいって、もしかしてお金倍々!? いや、素直に駄目な方でした。ギャップが魅力、って、いやいや、沙里のセンスの話じゃないですよ。最初のままでよかった、その雰囲気がいいっていう、それが確認されたというエピソードでした。
- 『まんがタイムきららMAX』第11巻第4号(2014年4月号)
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