KORGがですね、なんか面白いもの出すんですよね。ニンテンドーDSをミュージックワークステーションにするというM01、これがあんまりに評判よくて、その路線を継続かつ拡大しようといった動きがあったと考えるのが妥当なのでしょうか。実際私もいくつか持っていまして、ニンテンドー3DS用のM01Dは買ってますし、またiPolysixなんてのも買っていて、けどおそろしいことにほとんど使ってないんですね。いや、M01Dはそこそこ起動してるんです。けど、起動してるだけになってる。起動して、作りかけでとまってる曲を再生して、なんどもなんども聞いて、なんともできないままに終了する。それをずっと繰り返していて、iPolysixも似たような状況にありますね。と、そんな状況にあるというのに、KORGから出た新しいソフトウェアに興味が出てしまっています。その名もKORG Gadget。15種のシンセサイザー、ドラムマシンを使って音楽制作ができるというソフトウェアです。
今なら、通常価格3,900円のところ2,900円でお売りいたします! 特別価格セールやってるんですよね。へー、なんだろう、面白そうだな、そう思って、興味持って、けどなあ、また買うだけ買って使いもしないソフトを増やすというのものなあ。すごく躊躇して、とりあえず保留。そう思っていたんですが、先日、なんとはなしに購入してしまいました。あああ……。
買ったからには触ってみますよ。15種類のシンセサイザー群。それぞれに都市の名前が与えられてて、これって実機の復刻版とかじゃないんですよね? それらしいプロフィールとそれらしい見た目が与えられた、アナログ風デジタルシンセというように理解してるんですが、設定が実に凝っていまして、どういう特徴があってどういうシーンで活躍するとか、すごくそれっぽく書かれているんですよ。で、なにが悲しいといっても、自分がそういったジャンルに詳しくないために、よくわからんのです。詳しい人、よくこういうジャンルに触れている人は、ドラムマシンなら、音色を選んで、この音ならこういうビートを刻むといいとか、そういう定型句、イディオムをよくわかってるんだろうなあ。こういうシンセサイザーなら、こういう音色があるはずだから、これをこういうフレーズに使ってとか、そういう発想でいけるんだろうなあ。ええ、自分はさっぱりなのです。
だから、はじめてシンセサイザーに触れた異文化人として、わからないままいろいろ触って、慣れていくほかないのだろうなあ。そう思って、触ってみて、とりあえずドラムマシンでいろいろやってみて、ああ、セットされてる音色、全種類使わないというわけでもないのに、使わないではおられない! 貧乏性なのでしょうか? ともあれ、少しずつ、なんでもかんでもやろうとしないで、小さく小さく、ミニマルな感じで、いやミニマルミュージックやろうって話じゃない、コンパクトってことね? いろいろ作っていけたらよいなあと思ってますよ。というか、作れ!
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