『まんがタイムオリジナル』2014年2月号、先日の続きです。
『オトメシュラン』、ついにこの日が訪れましたよ。ガレット・デ・ロワに入れるフェーブの話。これを引きあてたら王様、女王様になれるというんですが、その過程、やりとりで、ついに東海林さんにヨウ様の秘密が知られることになった! いや、ヨウ様はなにも秘密になんてしてなかったか。東海林氏のいう理想の女性像がまるっきりヨウ様で、けどスタッフ一同、ヨウ様がそうだと思いすらしない。気付いたのが一成でした。かくして東海林さん、ヨウ様が女性と知って、ということなら自分の敵じゃない? いや、やっぱり敵? で、一成のことが好きなのだろう、そう思うとなぜかムカムカする。ああー、東海林さん、一成のことをそんなにも思っていたのかあ。って、逆か! ともあれ、一成に加え、東海林、クララと、ヨウ様の恋愛模様、波乱に向かっていきそうですよ。
『かがやけ!工学女子』、年をまたいで初詣でありますよ。いきなりの七草粥とか、アグレッシブな神社だな。ともあれ、数字に現れるぞろ目や語呂合わせが嬉しいとか、そして除夜の鐘の響きについてとか、なるほど、音は一次元っての、こういうことなのか。時間の管理の話もあって、ひとつのテーマというよりも、年末年始のもろもろに発想する工業がらみの色々、そうした感じでした。面白かったのは、大晦日から新年の星空。教授の娘が、今日は特別という、その星空。2ヶ月後の20時頃と同じという、あのネタバラしが、ロマンもなにもあったもんじゃなくて、ほんと面白かったです。
『起動教師アルファさん』、扉にて新年装備。うん、素敵です。さて、本編。冬休みの宿題はやってきましたか? そういうアルファさん。でも出てなかったはず。そういう生徒に証拠映像を示してみたら、おおう、アルファさんの方が間違ってたっていうのか。メモリーのエラーらしい。もっと積めばよかったのに、って、そうすると頭がやたらでかくなるのか。そこからはじまる、アルファさんのバージョンアップ案。ナイスバディに無限軌道はいらんとしても、あの自分でメンテと充電ができるようにというのはよかった。先生の存在価値がなくなっちゃう。アルファさんの給湯機能。いける! 充分いけるよ! ヨガ部のヨッちゃん。あれ、どういう構造になっているのか? アルファさんが微妙なのか生徒がすごいのか、あの応酬おかしかったですよ。そして有葉先生、やっぱりアルファさんの一枚上をいくんですね。さすがでした。
『春雨平安日記』、牛車ひく牛がいい味出してますよ。いいつっこみ役なんですね。あの牛車にコタツ、火桶、加湿器持ち込まれて、何か重いと思ったら! うん、牛のファンになってしまいそうです。雪の日、いつもは遅刻ばかりなのに定時で出仕、ついに心を入れ換えた!? と思ったら、いきなりの雪合戦。筆で雪だるまを飾り、机をソリにして、もう遊んでばかり。いい味出してます。あの、妻のひとり、夏子がいいですよね。寝ぐせなんだ! 漫画自体の雰囲気もね、なんだかゆったりといいますか、のんびりで、なかなかにいいなって思ってます。
- 『まんがタイムオリジナル』第33巻第2号(2014年2月号)
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